携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> relations 14

relations 14

[338]  るぅ  2007-02-24投稿
次の日――


待ち合わせは昼の12時ジャスト。

こんな時間から女と会うのは初めてだ。
アキとだって早くても3時過ぎとかだし。

俺は空を見上げた。
快晴。

風は冷たいけど太陽の光がさんさんと降り注いでいて、すげぇ気持ち良い。

AM11:55

また鼓動が速くなってきた。

早く行きたいけど行きたくない。

早く会いたいけど会いたくない。

待ち合わせ場所まであと3分くらいだ。

つーか、ユカリは夜のイメージだからなんかこんな天気似合わなそう。

どこ行く気だろ。

俺達ヤル以外に時間潰せんのかな。

想像つかね〜〜そもそも俺達セフレじゃん?

なにこんな真っ昼間に呼び出してんだっつーの。

あ〜〜やっぱブチろぅかな………


「リョウ!」


背後からの声に振り向いて―――絶句。

ユカリがいつものコートとストールをはためかせながら走って来た。



不意打ちだ。



やべぇ。


「リョウ時間守るのね。絶対待たされるだろうからゆっくり来たのに。」

そう言っておろしている髪を整え笑う。

太陽の光を受けたその笑顔はあまりに眩しくて、また俺の鼓動は速くなった。


俺、ユカリのなにを見てたんだろう

感想

感想はありません。

「 るぅ 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

新着小説作品

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス