殺し合いごっこ? 第18話
「鬼神はなんで死んだの?」
今度は松坂が死因を聞いて来た。
「殺されたんだ・・・」
「殺された!?」
「家に・・・強盗が入って来て家族全員・・・殺されたんだ・・・」
勇は嘘をついた。 松坂の話を聞いて本当の事を話す事が出来なかった。
「だから俺は死ぬのが怖い・・・あんな目に合うのはもう嫌なんだ。だから・・・俺はオニを殺して生き延びる道を選ぶ。」
勇と松坂の意見が真っ二つに分かれた。
「俺も出来ればオニを殺したくなんか無い。だけど俺は死ぬ事が本当に怖いんだ。二度も死ぬなんて俺には出来ない。それに・・・こんな事言って悪いが自殺したからって楽になるとは限らないだろ?もしかしたらここよりもっと酷い世界に逝くかもしれないし・・・だから俺は苦労してでもここから脱出する方法を見つけてやる。それに説明文に『このゲームをクリアする方法は一つでは無い。』って書いてあったしな。」
「説明文!?何それ?」
「あれ!?自分の部屋に来た時武器と携帯と一緒に置いてあっただろ。」
勇は携帯と説明文が書いてある紙をポケットから取り出して松坂に見せた。
「そんなもの俺は知らないぞ。部屋に置いてなかったし。」
「え!?じゃあオニの事とかはなんで知ってるんだ?」
「自殺して気を失った後気が付いたら辺り一面真っ白な世界にいたんだ。そして何処からか声が聞こえて来てオニの事について説明されたんだ。『でも8日以内に殺さないと死ぬ。』って事は秋山さんの話で初めて知ったし、『常識が通用しない。』ってのも今初めて知った。」
「どうゆう事だ?人によって説明の仕方が違うのか?それに松坂のほうがルールについて知らないし携帯も持っていないしかなり不利だぞ。」
「確かに。」
ドンドン…
天井からいきなり音がした。
「なんだ!?今の音!?」
勇が声を荒げた。
ダンダン!!
ガタガタ・・・
「何かが動き回ってるみたいだなぁ・・・」
松坂が不安げに言う。
ガタガタガタガタ・・・・
ダンダンダンダンダンダンダンダン・・・・・・
勇は直感した。
「松坂。銃の安全装置を外して構えろ。」
「わかってる・・・自殺はしたいけどオニになるのはごめんだからな。」
ドォオォン!!
今度は松坂が死因を聞いて来た。
「殺されたんだ・・・」
「殺された!?」
「家に・・・強盗が入って来て家族全員・・・殺されたんだ・・・」
勇は嘘をついた。 松坂の話を聞いて本当の事を話す事が出来なかった。
「だから俺は死ぬのが怖い・・・あんな目に合うのはもう嫌なんだ。だから・・・俺はオニを殺して生き延びる道を選ぶ。」
勇と松坂の意見が真っ二つに分かれた。
「俺も出来ればオニを殺したくなんか無い。だけど俺は死ぬ事が本当に怖いんだ。二度も死ぬなんて俺には出来ない。それに・・・こんな事言って悪いが自殺したからって楽になるとは限らないだろ?もしかしたらここよりもっと酷い世界に逝くかもしれないし・・・だから俺は苦労してでもここから脱出する方法を見つけてやる。それに説明文に『このゲームをクリアする方法は一つでは無い。』って書いてあったしな。」
「説明文!?何それ?」
「あれ!?自分の部屋に来た時武器と携帯と一緒に置いてあっただろ。」
勇は携帯と説明文が書いてある紙をポケットから取り出して松坂に見せた。
「そんなもの俺は知らないぞ。部屋に置いてなかったし。」
「え!?じゃあオニの事とかはなんで知ってるんだ?」
「自殺して気を失った後気が付いたら辺り一面真っ白な世界にいたんだ。そして何処からか声が聞こえて来てオニの事について説明されたんだ。『でも8日以内に殺さないと死ぬ。』って事は秋山さんの話で初めて知ったし、『常識が通用しない。』ってのも今初めて知った。」
「どうゆう事だ?人によって説明の仕方が違うのか?それに松坂のほうがルールについて知らないし携帯も持っていないしかなり不利だぞ。」
「確かに。」
ドンドン…
天井からいきなり音がした。
「なんだ!?今の音!?」
勇が声を荒げた。
ダンダン!!
ガタガタ・・・
「何かが動き回ってるみたいだなぁ・・・」
松坂が不安げに言う。
ガタガタガタガタ・・・・
ダンダンダンダンダンダンダンダン・・・・・・
勇は直感した。
「松坂。銃の安全装置を外して構えろ。」
「わかってる・・・自殺はしたいけどオニになるのはごめんだからな。」
ドォオォン!!
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