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紅き三日月〜レデッシュ・クレスント・ムーン〜 第1話 プロローグ

[150]  夜叉神  2007-03-04投稿
ハァ、ハァ。・・・・ドサッ!!
暗い廃トンネルの中でド派手に転んだ男がいた。「クソっ!」悪態をつきながら必死に起き上がるが、その動きが途中で止まった。
首に冷たい刃物がつきつけられる。
「動くなよ。」低い声がトンネルに響く。男のようだ。トンネルの出口より漏れる光でシルエットが浮かび上がる。身長180程度、筋肉質なのが服の上からでもかろうじてわかる。手に握られているのは150センチはあろうかというかなり長い黒色の刀。日本刀よりゴツイ感じの片刃の長剣だ。「爆弾魔ニックス・ハートル。確保する。」刀の男が起き上がろうとしている男。ニックス・ハートルにそう告げた。ニックスは苦笑すると「やだね。」と手にしていた閃光弾を落とした。「!!!」一瞬凄まじく明るくなるトンネル内。「あばよ。」ニックスがそう言った瞬間、2発の発砲音が鳴り響く。「!?」両足を撃ち抜かれ、ニックスはまた派手に転んだ。「動くなって言われたの聞いて無かった?」ニックスがうめいている正面から女の声がした。まだ若い女の様だ。こいつが発砲したらしい。その声が、刀の男に話かける。「なにこんな初歩的な罠にかかってるの?信じられない。」と冷たくいいはなつ。「うるせぇ。」そう言いながら、刀の男がニックスを後ろ手に縛る。「畜生!テメー達何モンだ!?・・・サツじゃねぇな!?」とりあえず刀の男がこたえる。「スイーパー(掃除屋)集団だよ。お前ら犯罪者集団ディストーションの敵だな。」「!!」ニックスは唖然とした。「狂ってる!テメー達絶対狂ってる!」ニックスはわめいた。「うるさいわね。」女が言った。

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