携帯小説!(PC版)

トップページ >> ホラー >> キスから始まる絶望、、

キスから始まる絶望、、

[1097]  ホッチ  2007-03-07投稿
いつからだろう、、大人になったと感じ始めたのは。
いつからだろう、、女子を女性としてみてしまうのは。
いつからだろう、、キスをしてみたいと想い始めたのは。

まだ寒さの残るこの土地で、咲く為の力を貯えるあのツボミのように。僕も花開く時を待っていた。

好きなこ、、夜も彼女の顔が浮かぶ。
また眠れぬ日が続く。

この気持伝える勇気もなく、でも空腹はくるわけで、、。

僕はジャムが苦手、パンにはバターがベター。
彼女の嫌いな食べ物はなんだろう?
下らないことを想像しつつ腹を満たす。

布団へ入り、寝れるわけもないがまぶたは閉じる。

夜も静まり、、秒針の音が耳につき僕の眠気を払っていく。
まだ睡魔はやってこない、、

あれっ、、?

なにか今唇に触れたような、、

、、!!

確かに僕の唇を奪うなにかがいる!!

えたいが知れぬ恐怖からまぶたを開くことは出来なかった、、。

数分後。

感触はなくなり、気配も消えた。
薄目を開け辺りを見渡すが自分以外の人は確認できなかった。

口を拭い、汗をふく、、
体は硬直して動かすまで時間がかかりそうだ。

声が聞こえる、、









「にゃ〜〜〜、、」

ファーストキスを飼い猫に奪われた、、。
どうやらバターが原因らしい。

その日は泣き疲れてよく眠れた。

感想

感想はありません。

「 ホッチ 」の携帯小説

ホラーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス