携帯小説!(PC版)

召喚天使?

[195]  沢森奈々  2007-03-11投稿
「じゃあ、俺は職員室寄ってくから。」
そう言い残して、世良は立ち去った。
(疲れた…。)
まだ朝だというのにものすごい体力と気力を消耗していた。
(今日からこれがずっと続くのか…。)
安易に返事なんてするものじゃないと切実に思った。

〜教室〜

「二階堂、おはよ。」
友人のグループが挨拶してきた。
「…はよ。」
「朝からお疲れだな。二階堂。なんかあったのか?」
親しい友人の1人である笠井 優介が言った。
「もしかして、朝一緒に来てた美形クンに関係ある?」
僕が答える前に、もう1人の友人の瀬川 春樹が言った。
「見てたのか。」
「たまたまね。二階堂の知り合い?」
ここで知らない人だと答えられたらどんなに楽だろう…。
思わず遠い目をしてしまう。
「二階堂?聞いてる?」
春樹の声で我にかえった。
「え?ごめん。何?」
そう聞くと2人が呆れたように溜め息をついた。
「だから〜、朝の美形クンは二階堂の知り合いなの?」
「…まあね。うちに居候してる奴。」
すると、春樹が目を輝かせた。
そんな純粋な目を向けてこないで欲しい。
「いいな〜、あんな美形と一緒に暮らせるなんて。目の保養じゃん!」
(変れるものなら変ってやりたい。)
そんな事を考えていると、教室の扉が開いた。
「HR始めるぞ〜。席つけよ〜。」
担任の山瀬がいつものようにやる気なさげに入って来た。

感想

感想はありません。

「 沢森奈々 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス