もとかれ
あれから7年。あなたは何をしてるかな? 誰といるかな?
私の事は……もうあなたの心に少しもいないよね…
私、奈美。17サイ。
普通は高校生なんだけど、高校2年の夏に中退した。何もかも面倒で…。校則も勉強も友達も。今は髪を染めても、誰に何も言われない。 彼氏もイナイ……。
……孤独で寂しい……
とりあえず、毎日が楽しければいい。朝まで遊びたい。でも、両親は厳しくて、門限、お泊りに関してはうるさかった。
「もう、放っておいてよ!」
そんな気持ちばかりで私は家を出た。
大きな荷物を持って。
もちろん、家族には何も言わず。 『家出』だった。
行き先は、一人暮らしの男友達の家。でも、お互い「友達」とでしか思っていない。私からしてみれば、‘利用できるヤツ’でしかない人。もちろん体の関係もない。
「雅人、ごめん。しばらくココに居させてくれないかな?」
「いいけど、家出してきたワケ? …オマエらしいな」
ボロボロの家で一軒家。
雅人は三つ年上で、土木の仕事をしている、遊び人…
でも私には指一本も触れてこない。 私って魅力ないのか?
それより、居場所はあるけどお金がナイ。
「雅人、私お金持ってないの。」
「とりあえず、落ち着くまではいらないよ。」
「わかった…アリガト」
早く仕事でもして、お金どうにかしなきゃ……
あれから何日か経って、今だに私は雅人といる。
私の両親はどう思ってるかな?きっと呆れてるか…
そんな事を思いながら、私は毎日テレビ見たり、掃除したりの毎日。
「これからどうしよう…」
ここ何日間、雅人の態度がおかしかった。私に話しかけてもくれない。ご飯も今までは一緒に食べてたのに、夜は帰りが遅くなった。
「私を避けてるんだ…」
その時、携帯電話が鳴った。
1番仲のいい悪友の『まゆ』からだった。
「ちょっと〜、奈美、雅人の家にいるんだってぇ?」
「うん、そうだけど…なんで?」
「雅人から電話きたの。アンタ、いつまでたっても仕事探す気も無いみたいだし、雅人も愛想つかせてるよ。」
「そうだったんだ。ハッキリ言ってくれればよかったのに」
仕事はハローワークで捜してるものの、年がね… 世間は厳しいんだよ。
私の事は……もうあなたの心に少しもいないよね…
私、奈美。17サイ。
普通は高校生なんだけど、高校2年の夏に中退した。何もかも面倒で…。校則も勉強も友達も。今は髪を染めても、誰に何も言われない。 彼氏もイナイ……。
……孤独で寂しい……
とりあえず、毎日が楽しければいい。朝まで遊びたい。でも、両親は厳しくて、門限、お泊りに関してはうるさかった。
「もう、放っておいてよ!」
そんな気持ちばかりで私は家を出た。
大きな荷物を持って。
もちろん、家族には何も言わず。 『家出』だった。
行き先は、一人暮らしの男友達の家。でも、お互い「友達」とでしか思っていない。私からしてみれば、‘利用できるヤツ’でしかない人。もちろん体の関係もない。
「雅人、ごめん。しばらくココに居させてくれないかな?」
「いいけど、家出してきたワケ? …オマエらしいな」
ボロボロの家で一軒家。
雅人は三つ年上で、土木の仕事をしている、遊び人…
でも私には指一本も触れてこない。 私って魅力ないのか?
それより、居場所はあるけどお金がナイ。
「雅人、私お金持ってないの。」
「とりあえず、落ち着くまではいらないよ。」
「わかった…アリガト」
早く仕事でもして、お金どうにかしなきゃ……
あれから何日か経って、今だに私は雅人といる。
私の両親はどう思ってるかな?きっと呆れてるか…
そんな事を思いながら、私は毎日テレビ見たり、掃除したりの毎日。
「これからどうしよう…」
ここ何日間、雅人の態度がおかしかった。私に話しかけてもくれない。ご飯も今までは一緒に食べてたのに、夜は帰りが遅くなった。
「私を避けてるんだ…」
その時、携帯電話が鳴った。
1番仲のいい悪友の『まゆ』からだった。
「ちょっと〜、奈美、雅人の家にいるんだってぇ?」
「うん、そうだけど…なんで?」
「雅人から電話きたの。アンタ、いつまでたっても仕事探す気も無いみたいだし、雅人も愛想つかせてるよ。」
「そうだったんだ。ハッキリ言ってくれればよかったのに」
仕事はハローワークで捜してるものの、年がね… 世間は厳しいんだよ。
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