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リトルブルー???【第二次タナス戦争と青純3】

[158]  あヤッペ  2007-03-17投稿
ついに戦争に行くことになった
スバルはやっぱり荒れていて、もはや昔栄えた大都市は見る影もない
集合場所には丸腰のクレとオレ、神闘布を持ち寄ったウーロン。あとローグ
ローグの武器は日本刀だった
どこで手に入れたのかは大体見当がつく

『みんな〜、手順はわかってるヨナ?』

クレの気の抜けた合図とともに全員で一番戦いが激しいところに行く

行く途中、死体が見えた
SPSやDN、頭がないものもあればまだ息をしているものもある
しかし今は助けている場合ではない
これ以上犠牲を出さないために、オレは断末魔の叫びの一つ一つに耳を塞いだ

『あれは...』

少し進んだところで足を止める
だだっ広い荒れ地の真ん中に黒く、巨大なものが見えた
あれがオレ達の敵

『でかくなってらぁ』

驚いたようすでその塊を眺めるローグ
そりゃあオレだってあのデカさはビビる

『行こう、終わらせるんだ』

ウーロンの決意が心に痛いほど伝わってくる
でも、倒さないと

【・・・・】

黒い塊はこっちを睨んでいる
目とゆうか2つの光がこちらを指していた

今、奴との距離は二十メートルぐらい
奴の大きさはゆうに五十メートルを越している

【マタキタカ...】

『まぁな』

声が震える
多分これが最後の戦い
そしてオレは死ぬ

『一発で決める、みんなどいてろ』

この技は
使うまいと思っていた
一撃必殺の技
その分リスクはデカい

『漣鎖ーーー』

この技の名前はオレの故郷、日本の空手の技からとった。まるで似ても似つかないけど名前の響きがカッコイい


風がすぐ横を突き抜けるーーー奴がオレを殺そうと馬鹿でかい腕を地面に叩きつけたからだ

その腕を登って奴の本体にたどり着く
勝負は一瞬

『セーパイ』

全身の漣が
生命力が...腕を伝ってオレから離れていく

パァァッン!!!

瞬間、奴の体は微塵となって大気に溶け込んだ

使いたくなかった
目が霞む
オレは死ぬだろう
でも奴は倒せた

ーーーうあっ...!!
ーーーえっ?!わぁっ!

倒れても耳だけ機能する、そこから微かに聞こえるウーロンとローグの声

だめだーー
起き上がれない
みんなを助けないと
あ.....おいーーー

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