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BLOODパニック ?

[376]  иaиa  2006-01-25投稿
 そこには、倒れている陽太の姿が。
体のあちこちから血を流している。そこに、絵里が通りかかる。 
 「あれっ??どぉしたんだろ・・・人がいっぱい集まって・・・」
 人が集っている方に近づいていく絵里。
人の間に割り込む。そして、絵里が見たのは血を流している陽太の姿だった。
 「えっ・・・これ・・・どぉゆうこと・・・?」
 絵里が驚いて言うと、群集の女子生徒が話し出す。
 「3年の男子が、ガラスにボールを当てて・・・浅居(陽太)君が
それに巻き込まれて・・・」
 「うそっ・・・・・」
 「それより、どぉするんだ?」
 群集の男子生徒が言う。
 「ほとんどの先生が出張で、しかも、保健の先生もいないし・・・」
 「早く止血しないと大量失血で死・・・―――」
 「私がやります!」
 絵里が、言う。
 「えっ・・・絵里・・・血は平気なの・・・?」
 クラスの友達が、心配そうに言う。
 「大丈夫だよ・・・一応、看護婦の娘なんだから・・・さ」
 「そぉだっね・・・」
 絵里が、陽太の横に座る。
 「誰か、救急バックを持ってきてください!」
 「あっ・・・うん!」
 女子生徒の何人かは、保健室へ向かう。
絵里、ハンカチで出血してるところを押さえる。
救急バックが絵里のもとに来る。手を止める絵里。
 「あっ、ありがと」
 「いいの、いいの。それより、しっかりやるんだよ」
 「うん」
 絵里、再び手を動かし始める。
 「・・・・!」
 陽太目を覚まして、辺りを見回す。そこには、絵里の姿が見られる。
 「あっ!良かった〜っ」
 絵里が微笑む。
 「あっ・・・俺は、どぉしてココに・・・」
 保健室のベッドから起き上がる陽太。
 「あっ・・・覚えてない・か」
 絵里がイスに座る。
 「陽太ね、ガラスでケガしたんだよ」
 「えっ・・・!!!」
  陽太、腕に巻かれた包帯に目を落とす。
 「だったらさ、この包帯は誰がやったんだ?」
 「あっ・・・それ、私がやったの!」
 「あっ・・オマエ、血ダメなんじゃ・・・・」
 「ダメだよ?血は」
 「はっ??」
 絵里、保健室のドアを開ける。
 「だってさ、大切な人を守るんなら、このくらい平気になんないとネ!」
 「・・・・」
 陽太、黙り込む。絵里が微笑して、保健室から出ていく。






感想

  • 186: 辞 め た ら ? [2011-01-16]
  • 189: 意味不明なコメント・・・(↑) [2011-01-16]

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