変な恋
彼と出会ったのはいつかは覚えていない。気づけば好きになっていた。それも、物心ついたときから好きだった。もちろん彼も私の事が好きである。
というのは、3日前の事、その日は私の二十歳の誕生日だった。いつものように何もしないで一日中ダラダラと過していた。自分の誕生日だと気づかないまま、そうして日暮に過していると、インターホンが鳴った。『一体誰だろう?』と、思って、何気無く開けるといつものように、何の愛想のない彼が立っていた。私は思わず悲鳴をあげてしまった。それを聞いた隣の住人が飛び出て来て、彼に掴みかかった。さすがにいつもは済ましているような彼も、慌てた様子で、掴みかかる岩城さん(隣人)の手をほどいてこう言った。
「すいません。こいつは俺の妻何すよ。おさがわせしてホントすいません。」その言葉を聞いた瞬間、あたしの片想いだったのかなぁって思ってた私の中にあったもやもやがなくなりました。しかし、それを聞いた岩城さんは私の事を想っていたらしく、この世の終わりみたいな顔をして、自らの部屋帰って行きました。ちなみにこれは私の勘違いではなく、毎晩のように隣から私の部屋に向かって何度も嘆きの声が聞こえて来るんです。でも、あまり人にハッキリ物事を言えないあたしは、我慢する他なかったんですが、つい最近岩城さんは、管理人さんに強制退去させられたそうです。
そんな事がありながら、私はあの間接的な彼からのプロポーズを聞いて、今、本当に彼の妻としています。
というのは、3日前の事、その日は私の二十歳の誕生日だった。いつものように何もしないで一日中ダラダラと過していた。自分の誕生日だと気づかないまま、そうして日暮に過していると、インターホンが鳴った。『一体誰だろう?』と、思って、何気無く開けるといつものように、何の愛想のない彼が立っていた。私は思わず悲鳴をあげてしまった。それを聞いた隣の住人が飛び出て来て、彼に掴みかかった。さすがにいつもは済ましているような彼も、慌てた様子で、掴みかかる岩城さん(隣人)の手をほどいてこう言った。
「すいません。こいつは俺の妻何すよ。おさがわせしてホントすいません。」その言葉を聞いた瞬間、あたしの片想いだったのかなぁって思ってた私の中にあったもやもやがなくなりました。しかし、それを聞いた岩城さんは私の事を想っていたらしく、この世の終わりみたいな顔をして、自らの部屋帰って行きました。ちなみにこれは私の勘違いではなく、毎晩のように隣から私の部屋に向かって何度も嘆きの声が聞こえて来るんです。でも、あまり人にハッキリ物事を言えないあたしは、我慢する他なかったんですが、つい最近岩城さんは、管理人さんに強制退去させられたそうです。
そんな事がありながら、私はあの間接的な彼からのプロポーズを聞いて、今、本当に彼の妻としています。
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