背中(6)
ある朝・・・
あたしは普通に起きて。
その日は部活が午前中で早めに電車に乗った。
電車は満員。
あたしは意気込んで中に入った。
「はあ、、、」
乗ってすぐケータイをサイレントマナーモードにした。ケータイを見たら思い出す。
あの日の間違え電話。
「違うっての、、、」
あたしは気持ちを振り切った。
その時だった。
グイッーーーー
あたしは腕を引っ張られて振り向いた。
「いきなり
ごめん。ちょっと話せる?」
そこには
あいつ。
涙が出そうになったのを必死でこらえた。
時計を見る
まだ時間には余裕があった。
「じゃあ、駅ついたら。」あたしは答えた。
どきどきが止まらないまま駅に着く。「、、、何?」「ごめん」
「何が?」
「この前の電話、俺。」
ーーーえ?
「なんで」
「ごめん。友達に番号聞いて」
「なんで、なんか用、あったから?」
「あの日好きって言われて断ったのに」
「ーーー何?」
「お前の顔も声も消えなくて、、、」
我慢できなかった。
涙がながれた。
「ずるいよ」
「ずるいな、ごめん。でも好きって言っていい?」
その時はあいつの声しか聞こえなかった。
あたしは普通に起きて。
その日は部活が午前中で早めに電車に乗った。
電車は満員。
あたしは意気込んで中に入った。
「はあ、、、」
乗ってすぐケータイをサイレントマナーモードにした。ケータイを見たら思い出す。
あの日の間違え電話。
「違うっての、、、」
あたしは気持ちを振り切った。
その時だった。
グイッーーーー
あたしは腕を引っ張られて振り向いた。
「いきなり
ごめん。ちょっと話せる?」
そこには
あいつ。
涙が出そうになったのを必死でこらえた。
時計を見る
まだ時間には余裕があった。
「じゃあ、駅ついたら。」あたしは答えた。
どきどきが止まらないまま駅に着く。「、、、何?」「ごめん」
「何が?」
「この前の電話、俺。」
ーーーえ?
「なんで」
「ごめん。友達に番号聞いて」
「なんで、なんか用、あったから?」
「あの日好きって言われて断ったのに」
「ーーー何?」
「お前の顔も声も消えなくて、、、」
我慢できなかった。
涙がながれた。
「ずるいよ」
「ずるいな、ごめん。でも好きって言っていい?」
その時はあいつの声しか聞こえなかった。
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