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PERSON OF TASTE

[298]  73  2007-03-22投稿
「なぁ、俺の事本当に好きなの?」
「どうしたの?突然。」
私は目の前にいる馬鹿面の男を見つめる。一応私の彼氏だ。
どんな返事を相手が期待してんのかとかは解ってる。だけど私は自分に正直に生きてるから。
「…さぁ、好きではないんじゃない?」
とか答えちゃう訳で。
みるみるうちに彼氏の顔は赤くなっていって。
「人を馬鹿にしやがって!ふざけんなよ!」
と怒鳴り散らして、私の部屋を出ていった。それ以来連絡もないし。あー終わったなぁ…またやっちゃったよーアハハハ
「アハハじゃないよー!美咲!」
学食で友達の麻衣に怒られる。
「だって、人好きになんのとかいまいちよく解んないんだよねー」
「だからって好きではないとか言い過ぎだよー。てか好きでもない人と付き合うな」
「付き合うの定理がよくわからん。あんなのただの暇つぶしっしょ。」
私のこの言葉に反論したげな麻衣。
しかし、女の子のきゃーだのわーだの黄色い声によって私達の会話は遮断された。声の方を見ると学年一個上の顔だけ男子集団とその取り巻き。
その内の一人がこちらに気付き、笑顔で話しかけてきた。
「おー美咲。久しぶりじゃん。」
「てめーあんだけ人前で話しかけんなっつったろ。ご自慢の顔ぶっつぶされたいか。」
私はたくさんの憎しみをこめて言い放つ。
「やーん。美咲ちゃん冷たい!たった一人のイトコなのに!」
イトコの春紀は、泣きまねをする。私は、「麻衣、出ようか」と春紀を完璧無視。
すれ違い様に春紀の取り巻きであろう女に「何あいつ。感じ悪い」とか言われ気分が悪くなる。だから春紀には関わりたくないのに!入口のドアを開け、外にでようとした時、巨大な何かにぶつかった。

続く

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