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今ある奇跡。

[165]  ハル  2007-03-23投稿
そう、あれから10年経っただろうか…


19歳の春。彼女との出会いは良くも悪くも思い出だけでは語れないものだった。
ボク、ハルは高校を出て大学の2回生になっていた。
(ハルという名前の由来はただ春に産まれたからというだけの広い意味はないらしいけど親がつけたものだった)

この時期は昨年、自らも先輩方にしてもらった通り、新入生を迎えるという名目の歓迎会がある。

ボクにとってもこの時期はいろいろとしなければならない事がたくさんと山ずみになるからあまり好きになれなかった。授業の履修届けに、授業で使うか使わないかの無駄な教材を買ったりと本当に面倒だ。
…あとここ2,3年の間に発祥したかと思われる花粉症。ボクにとって履修や教材より彼の存在が一番やっかいだった。
街はさくらが満開だというのにボクは目も開けられない程、ヒドイものだった。
唯一の救いはさくらの花びらにとっては(春が好きな人には)大敵な雨の日である、雨の日は花粉の症状が和らぐ。
あとは駅前のティッシュ配り。

とまぁ、こんな感じで春が誕生日で喜ばしい時期なのに素直に喜べない時期でもある。

あっ、そうそう。ボクが通っていた大学は一流大学ではないもののは一般的に専門的な事を学ぶ専門大学だった。

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