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Real9

[306]  HIRO  2007-03-24投稿
翌日…
亮は学校に来なかった。
『やっぱり私のせいなのかな……』
かなは心配していた。
その頃亮は……
『かなちゃんにそんな事あってん……俺に言えるわけないやん…』
亮は昨夜彩が告白したことで悩んでいた。
『だから気ぃ付けろって言ったやん……』
亮は朝まで悩んでいた。


翌朝…
『かな!オハヨー!!』
彩が朝からハイテンションでかなに声をかけた。
『…………』
かなは気付いていないようだ。
『かな!ねぇ!!って』
彩が耳元で呼んだ。
『…あっ!うん…オハヨー』
かなは慌てて返事をした。『どうしたの?朝から変だよ?』
彩が顔を覗き込みながら言った。
『うん……この前ね奴(亮)と会ったんだけど…家まで送るからって腕掴まれたときとっさに突き飛ばしたの……なんか…悪いことしたな〜と思って』
かなが伏し目がちに言った。
『そっか〜』
彩はわざと知らないフリをした。なぜしたか分からないがそうした方がいいと感じたからかもしれない。
『なんかさ〜あいついっつも絡んでくるんだよね〜しかもなんかあいつ…ムカつくって言うか…なんて言うか…なんか素直になれないんだよね』
かなが困った感じで言った。
『へぇ〜まさかそれって………ニカッ』
彩がにやけながら言った。
『い、いやそんなのじゃないよ!うん!そんなのない』
かなは明らかに慌てている。
『かな慌てすぎ』
彩はやれやれという感じだ。
『悪かったと思ってるんなら直接言いに行かなきゃ!さっそく行こ!クラス一緒なんだしこのままじゃ気まずいでしょ?』
彩がかなの背中を押しながら無理矢理教室に入れていく。
『ちょ!ちょっと待って!まだ心の準備が……』
『いいから!大丈夫だって!目の前に立って「ゴメン」って言うだけじゃん!』
『そんな簡単に言うなって!ちょ……』
とうとう教室に入ってしまった。
『あれ?まだ来てないみたいだね』
(やっぱり会いにくいのかな……)
彩はそう思ったがかなに悟られないように振る舞った。
『残念だね!!来てないよ!ごめんなさいはまた今度だね!大丈夫だって理由説明すれば分かってくれるって』
『うん……』
(大丈夫かな…あいつ…)

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