幼なじみ
……幼なじみ……
一応、慶太とはそういうことになるのかな?…でもこの春、中学に入ってから、全然話してないなぁ…。隣のクラスなのに。話しに行こうと思えばすぐいけるのに。
そういえば、小学校までは、ずっといっしょだったな。まぁ、同じクラスだったし、幼稚園からずっと仲良しだったんだもん。
…そりゃあ慶太だって、中学になって新しい友達も増えて、楽しいのはわかるよ。…でも、そのせいであたしのことほったらかしなんて、ひどいよ。さびしいよ。……そんな時、声がした。
「なぁ美奈。」
「あ、慶太。」
「これ塾の宿題なんだけどさぁ、どうやって解けばいいんだっけ?」
「えー。塾の宿題って他の人に聞いていいワケ?」
「いや、いいじゃん。解き方だけだから。ね?」
慶太の子供っぽい顔を見て、ついつい教えてしまった。
「おっす、サンキュー♪マジありがとな。やっぱお前たよりになるわ。」
ポンッと肩に手を置かれて、今までなかった感情がわき上がった。
慶太は嬉しそうに教室を出ていった。
あたしは、今でも残る肩のぬくもりが嬉しくて、でも、アイツが走り去っていくのがさびしかった。
なんでこんな気持ちになるんだろ……。
一応、慶太とはそういうことになるのかな?…でもこの春、中学に入ってから、全然話してないなぁ…。隣のクラスなのに。話しに行こうと思えばすぐいけるのに。
そういえば、小学校までは、ずっといっしょだったな。まぁ、同じクラスだったし、幼稚園からずっと仲良しだったんだもん。
…そりゃあ慶太だって、中学になって新しい友達も増えて、楽しいのはわかるよ。…でも、そのせいであたしのことほったらかしなんて、ひどいよ。さびしいよ。……そんな時、声がした。
「なぁ美奈。」
「あ、慶太。」
「これ塾の宿題なんだけどさぁ、どうやって解けばいいんだっけ?」
「えー。塾の宿題って他の人に聞いていいワケ?」
「いや、いいじゃん。解き方だけだから。ね?」
慶太の子供っぽい顔を見て、ついつい教えてしまった。
「おっす、サンキュー♪マジありがとな。やっぱお前たよりになるわ。」
ポンッと肩に手を置かれて、今までなかった感情がわき上がった。
慶太は嬉しそうに教室を出ていった。
あたしは、今でも残る肩のぬくもりが嬉しくて、でも、アイツが走り去っていくのがさびしかった。
なんでこんな気持ちになるんだろ……。
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