『じゃぁまた近いうちにね〜』代行に揺られ各自帰宅。

ふぅ…
疲れた…。

バックを床に置き、着替もせずソファに腰をおろし、ぐったり。
少しの間、ボーッとした。
帰り道、寒ぃと言った朱希の手をギュッと握り温めてくれた直哉さんを思い出すといつもの合コン帰りとは、どぉしても何かが違う様な少し変な感じがして仕方なかった。



…ん？
こんな時間に誰？

バックの中で携帯が鳴っている。

『はぃ。もしもし。』
『俺。もぉ家着いた？』

正直びっくり！
帰り際、また電話すると言っていたがこんなにスグ!!?

『うん。さっき着いたとこ。』

『アノさぁ…俺、朱希に凄ぃ惹かれてる。』
『…え?!冗談??!だって朱希となんてたいした話もしてなぃし、逆に避けていたよぅにしか感じなぃょ。』
『避けてたんじゃなぃ。近くにいるとなんか緊張しちゃったから、離れてしまったんだ。』



『俺、冗談とかじゃなくて本気だから。俺とまた会ってくれる？』
『うん。いぃょ』

イィと言った朱希にスグに返答が飛ぶ

『俺の事遊びとか軽ぃノリでいぃッテ言ぅなら今はっきり断って！』

…ん?!どぉしてこの人はこんなにｽﾄﾚｰﾄ？朱希の頭の中はﾊﾟﾆｯｸ寸前。しげという彼がいる。
okとは言ったものの、正直軽いノリでyesと言ったが、軽い女だとバレたくなぃ。覆せなぃ。

『軽いノリとかじゃなぃょ。じゃぁまた遊そんで下さい。』


合コン後、ラブホに流れちゃったりスル事は多々あっても、会ったその日に告られるのは初めて。直哉さんからの電話は朱希の気持ちを激しく揺し始めていた。

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