携帯小説!(PC版)

トップページ >> エッセイ >> 小さな手と大きな手?

小さな手と大きな手?

[310]  アクア  2007-03-26投稿
片親特に父親となると、小学校に着ていく服に悪戦苦闘した。
「お父さん、美紀ちゃんに新しい体操服を買ってあげて下さい。」って担任の先生言われるぐらいに。
周りの友達が新しい靴や服を着ているのに対して、自分は友達と少し靴も服も変な事に気がついていた。だけど、父には「服と靴が欲しいなぁ!」なんて、わがままは言えなかった。父の仕事の頑張りや、家事の大変さなんて考えたら自分の欲望なんて小さなもんだな…って思った。
父が健康で毎日無事に帰ってきて、一緒に過ごせる時間があれば、何もいらないや…
「これ、可愛いから美紀に買ってきた」「可愛い…お父さん有り難うね〜」
小さな白いウサギのぬいぐるみだった。
お父さんの気持ちがとってもあったかいよ…
お父さん、昨日ね、夢に綺麗な星が沢山あったよ!明日良い事ありますようにと夢で願いをかけてたのかなぁ。
独りぼっちの時間、雲の流れを部屋の窓から見た。
あ!何かに似てる!なんだ…なんだ…
あ!川の流れに似てるんだ!
「お父さんと石を拾った川だ!」
なんだか幸せな気持ちだった。

感想

感想はありません。

「 アクア 」の携帯小説

エッセイの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス