携帯小説!(PC版)

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[267]  ポッポ  2007-03-27投稿
指先だけが年を取り始めている
ユニットバスの湯船は温度が下がるのが早い。
指先を見つめながら実年齢との差を考えていた。
「あと、どれくらいだろう。」
冷めきったお湯が抜ききるまでそこにいた。
お湯が無くなるまでまだ、しばらくは時間がある。

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