自分の恋愛。
何でこんなに辛いんでしょう・・
そんな想いを小説風にしてみました。
―――――――――――――＼r
「純が好きだよ」
抑えていた想いが、口から出てしまった。純はキョトンとした目で、俺をみている。
「気付かなかった？純は鈍感だからな。」
俺は笑みを浮かべながら、そう言った。
「いつから？」
問いに、少し上を見ながら呟く。
「んー、気付いたのは去年の暮れだよ。でも、その前からなのかなー・・」
同じベットの中俺の顔を見ながら、純が
「そ、そうか、変わり者だな。」
「どういう意味だぇ。」
俺は笑いながら言い返した。

純と俺が出会ったのは丁度２年前。
いや、リアルであったのは一年半前。
よくあるオフ会という名の集まりだ。
とあるネットゲームで知り合った気の合う仲間がここ、東京で会う。
「俺の彼女の純ね」
久雄。純の彼氏である。
「俺 光一です。」
俺の所属しているグループの一人。
そして、俺と俺の彼女美憂。
計５人。皆お馬鹿な奴らで楽しい仲間であるが、顔を見たのは初めてだった。
俺が純を見たのも・・・。

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