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想い歌

[338]  スイコロ  2007-03-30投稿
ただ想っていたのです
焦がれてやまなかったのです
失った半身が貴方であればいいと
求めるほど 壊れていった

私のための貴方の涙は
どんなに心強かったでしょう
なのに全て壊した愚かな私
ああどうか 私の想いが
今度こそ貴方の光となれますように

どうかせめて
貴方の幸せ 祈らせて

貴方を慰める花のように
貴方を歌う鳥のように
貴方を照らす太陽のように
貴方の魂に添い続けましょう
例え存在に気づかれなくとも
そっと優しい温もりであれるように


二人で迷う夜もありました
どんなに苦しかったのでしょう
なのに傍にいてくれた貴方
ああどうか 届いてほしい
今は彼方の貴方へ感謝と謝罪を

どうかせめて
貴方の幸せ 祈らせて

貴方を見守る星のように
貴方を抱く海のように
貴方を包む大気のように
貴方の魂に添い続けましょう
例えどれほど遠く離れていても
巡る時は二人を引き会わす


そっと優しい温もりであれるように
そっと貴方を想いましょう…

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