死体との毎日?
平成1〇年4月〇日
今私は求人誌をみて面接にきている。そこはとあるアパートの一室…求人誌にはこう書かれていた。『セレモニー関係のお仕事です』会社の方の話は終わった。合同面接で受けたのは五人女性二人に男性三人みんな私と同じ20代後半くらいだ。アパートの外に出た時自然と男三人は目を合わせた。一人が近付いて私にこう言った。「知ってましたか?僕はこの仕事はできないな。するつもりですか?」私は言葉を濁した。するともうひとりの男がこう言い放ち帰っていった。「やめとけ!」
私と話した男性もそれ以上何も言わず車に乗り込んだ。少しこちらに顔を向け頭を下げた。私もそれを横目にしながら頭を軽くさげ迎えの車を待った。車は買ったばかりでまだ納車されておらずそのため親に送り、迎えを頼んでいたのだ。
彼ら二人があのような言葉を話したのももちろん訳がある。それは仕事内容だ。『セレモニー関係のお仕事です』………確かに…しかし御遺体を洗うなんて……儀式として遺族の前で遺体を洗い清め着替え処置化粧入棺[納棺]までが仕事だと言うのだ。
しかし二人の言葉とは反して私は入社すると決めていた。不思議と嫌な気持ちがなかったからだ。
こうして想像も出来ない毎日が始まった。
今私は求人誌をみて面接にきている。そこはとあるアパートの一室…求人誌にはこう書かれていた。『セレモニー関係のお仕事です』会社の方の話は終わった。合同面接で受けたのは五人女性二人に男性三人みんな私と同じ20代後半くらいだ。アパートの外に出た時自然と男三人は目を合わせた。一人が近付いて私にこう言った。「知ってましたか?僕はこの仕事はできないな。するつもりですか?」私は言葉を濁した。するともうひとりの男がこう言い放ち帰っていった。「やめとけ!」
私と話した男性もそれ以上何も言わず車に乗り込んだ。少しこちらに顔を向け頭を下げた。私もそれを横目にしながら頭を軽くさげ迎えの車を待った。車は買ったばかりでまだ納車されておらずそのため親に送り、迎えを頼んでいたのだ。
彼ら二人があのような言葉を話したのももちろん訳がある。それは仕事内容だ。『セレモニー関係のお仕事です』………確かに…しかし御遺体を洗うなんて……儀式として遺族の前で遺体を洗い清め着替え処置化粧入棺[納棺]までが仕事だと言うのだ。
しかし二人の言葉とは反して私は入社すると決めていた。不思議と嫌な気持ちがなかったからだ。
こうして想像も出来ない毎日が始まった。
感想
- 6666: スグに慣れてしまうよ、怖くも気持悪くもなく…社会に必要不可欠な仕事だから頑張って下さい。私はその手前で頑張ってます。 [2011-01-16]
- 6788: 私も同じ仕事してます。事故や自殺、事件。様々な理由で亡くなられた方を処置してきましたが私ゎ誇りをもっと働いてりよ [2011-01-16]