壁―1―
最初にこの物語の『カレ』の自己紹介をします。
25歳、独身、IT関係勤務、都内の家賃5万円の二階建て古アパートの一階角部屋に一人暮らし、あとは中肉中背…といったぐらいですか。
会社が終わりいつものように部屋に帰宅するカレ、このカレに生きる意味を聞いてみたところ…『毎日帰ってからがお楽しみさ♪』と答えてくれました。
その意味を聞いても曖昧に誤魔化されるだけで、深くは教えてくれません。
気になって、気になって、帰宅してからのカレを監視することにしました。
見ているとカレは帰るなり鼻唄を奏でると服を脱ぎ始めシャワーを浴びているみたいです。
しばらくしてカレが出てきて…いや、出てくるなり、ニヤついた顔で壁に耳を当て始めました。
何をしているのでしょう。しばらく見ていると、ブツブツと言い出しました。何を言ってるのかは聞き取ることができませんでした。その日はそんな感じで終わりました。
25歳、独身、IT関係勤務、都内の家賃5万円の二階建て古アパートの一階角部屋に一人暮らし、あとは中肉中背…といったぐらいですか。
会社が終わりいつものように部屋に帰宅するカレ、このカレに生きる意味を聞いてみたところ…『毎日帰ってからがお楽しみさ♪』と答えてくれました。
その意味を聞いても曖昧に誤魔化されるだけで、深くは教えてくれません。
気になって、気になって、帰宅してからのカレを監視することにしました。
見ているとカレは帰るなり鼻唄を奏でると服を脱ぎ始めシャワーを浴びているみたいです。
しばらくしてカレが出てきて…いや、出てくるなり、ニヤついた顔で壁に耳を当て始めました。
何をしているのでしょう。しばらく見ていると、ブツブツと言い出しました。何を言ってるのかは聞き取ることができませんでした。その日はそんな感じで終わりました。
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