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えりかの恋 〜愛〜

[337]  かず  2007-04-04投稿

「おめでとぉ〜!!」
今日は沙耶の誕生日。「HEAT」で飲み会。「HEAT」は涼の親友のBAR。えりかと涼の出会った場所。

「あと、来てないの涼だけぇ?」
涼の友達の拓が言う。

「アタシ電話してみよぉ〜。」
沙耶が携帯電話を開く。

「悪い!遅くなって。」
えりかの後ろで涼の声がする。

「涼!遅いっ!」
みんなが口をそろえて言う。
涼は何気なく、えりかの隣りに座る。
えりかは涼に背を向けたまま会話のないまま時が経つ。

ふと気づくと沙耶がいない。

「あれ?沙耶は??」えりかが周りを見渡す。

「拓とあっちにいるよ。」ミカが言う。
拓と店を出ようとする沙耶の姿。

「ねぇ、涼。沙耶が拓と、どっか行ってるって!いいん?」
えりかは涼に言う。
「・・・。えりかは俺の事、どんな男と思ってるん?」
怒った声で涼が言う。

「・・・・・・。」
初めて見る涼の冷たい横顔。

「帰る。」
涼はいきなり立ち上がる。
えりかの手をつかんで強引に引っ張る。えりかは慌てて荷物を持つ。
涼とえりかはそのまま店を出てタクシーに乗り込む。

涼の家に向かうタクシーの中、えりかの手を握ったまま一言も話さない涼。
えりかは窓の外を見つめる。

(・・・なんで沙耶は拓と?・・・涼に対するあてつけなのかも。アタシが邪魔しなければ今ごろ・・・。)
沙耶は自分を責める。

涼の家の近くでタクシーを降りる。

「手・・・。めちゃめちゃ汗かいてるんやけど。」
涼が口を開く。

「実は、アタシも・・・。」
えりかが答える。

「今更なんやけど、ちゃんと言ってなかったね。俺ら、付き合お?」
涼が言う。

「・・・うん。」
えりかは答える。

えりかと涼は初めてのキスをする。
・・・初めてえりかは涼に抱かれる。

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