頬染め物語
1995年。山しかない田舎に生まれた僕は、夢と希望に満ち溢れて…そして、東京にいた。当時付き合っていた彼女も一緒に上京した。ちょうどその頃、【僕はオシャレ】という悲しい勘違いな病気だった。スリムでケミカルウォッシュのジーンズに、ドクロのTシャツ。Gジャンの襟を立て、前髪を数本垂らすリーゼント&十字架のピアス…嗚呼…当時の僕を殴り倒したい!上京数日後、彼女を連れて向かった先は、人生で未経験のオープンカフェ!ソワソワしてる彼女に「何?お前来たことねぇーの?」と余裕で一言…ちなみに方言混じりの標準語。入店後すぐに悲劇はおこった!【注文の仕方がわからないっ】額からは汗の様な脂&目は涙目。。店に入ってわずか10秒…テンパった僕は彼女を置いて猛ダッシュで走った…数本の前髪を揺らしながら…まるで田舎の山を走るように…
感想
- 6696: ちょっとイイカンジの始まり方だったのに……完璧な敗走ですね。イーペイ粉 [2011-01-16]