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スモーキーピンク・8話

[199]  葉月  2007-04-04投稿
何とも言えない、喜びだった。会えた!
自分の目標とする、尊敬すべき人にやっと…心が奮えた。
「ありがとうな、助かったわ」
「………」
言葉が出てこない
聞きたいこと
去年の冬あのディスプレイがなきゃ、今ここに私がいないこと
伝えたい事が有りすぎて、何から話していいかわからなかった
「…名前は?新人だよな」「はっはいっ、草薙ゆなです!」
こんなに、名前を言うのに必死なのは、初めてだ
「草薙ゆな……あぁ、中谷のとこの、秘蔵っ子か」
「秘蔵っ子…ですか…?」抜けるようなスカイブルー
深海のようなダークブルー
品のあるロイヤルブルー
一枚一枚広げては、布の質感、世界感を確かめている。
この布たちは『仲澤亮』
にかかると、どんな表情になっていくのだろう。
それを考えただけでも、ゾクゾクする
「…お前、今何かやってるか?」
見とれている、私の表情をみて、仲澤は少し表情をしめて、話しかける
「恭子さんから、小道具を任されています」
「成る程ね」
「あのっ私、仲澤チーフのディスプレイ見てこの世界に入ったんです!去年の冬センター街にあった、それでっそれで」

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