―僕の事情― 2
(ピピピピピピ)
朝からテンションを下げる耳障りな音がまだ寝ている僕の脳に響く。
布団から片手を出し耳障りな音を出すそいつをさぐり当てるとそのまま布団の中に引きずり込んだ。
(ピピピピピピピッ……)
「もう朝……」
上半身だけ起こし、ベッドのすぐ横にある窓にかかっているカーテンを開けた。
朝日が静かな部屋に満ちていく。
僕は小さく溜め息を吐いた。
「学校行きたくないなぁ。」
というのは、別に僕は学校でいじめられているわけでもないし、勉強がめんどくさいわけでもない。
理由は一つ……『海斗』だ。
大沢海斗と僕、小池涼は幼稚園の時からの腐れ縁。
いわゆる幼なじみだ。
僕達は今年から高校生。
海斗とは高校も一緒だ。
まぁ、高校は僕が海斗と一緒が良かったから僕にとっては少しレベルの高いこの高校を頑張って受けてギリギリ合格。
僕が海斗と同じ高校に行きたかった理由…?
それはなんとなく、海斗の事が気になったんだ。
今までずっと一緒だったから離れるのが嫌なんだと自分で思いこんでいた。
そして入学から6日目の昨日。
僕は偶然きいてしまったんだ…。
朝からテンションを下げる耳障りな音がまだ寝ている僕の脳に響く。
布団から片手を出し耳障りな音を出すそいつをさぐり当てるとそのまま布団の中に引きずり込んだ。
(ピピピピピピピッ……)
「もう朝……」
上半身だけ起こし、ベッドのすぐ横にある窓にかかっているカーテンを開けた。
朝日が静かな部屋に満ちていく。
僕は小さく溜め息を吐いた。
「学校行きたくないなぁ。」
というのは、別に僕は学校でいじめられているわけでもないし、勉強がめんどくさいわけでもない。
理由は一つ……『海斗』だ。
大沢海斗と僕、小池涼は幼稚園の時からの腐れ縁。
いわゆる幼なじみだ。
僕達は今年から高校生。
海斗とは高校も一緒だ。
まぁ、高校は僕が海斗と一緒が良かったから僕にとっては少しレベルの高いこの高校を頑張って受けてギリギリ合格。
僕が海斗と同じ高校に行きたかった理由…?
それはなんとなく、海斗の事が気になったんだ。
今までずっと一緒だったから離れるのが嫌なんだと自分で思いこんでいた。
そして入学から6日目の昨日。
僕は偶然きいてしまったんだ…。
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