君だけに書いた小説(下)
「先生〜。早く書き終えて下さいよ。締め切りまで後五日しかないんですよ。」「うるさいよ。君は飯でも買ってこい。」
彼女は原稿早くしろとうるさいし、俺の手伝いも全くしなかった。以前の担当に比べたら全く役に立たなかった。
そしてなんとか原稿は書き終えたが、俺は彼女をクビにした。それから一月たって彼女の後には、暗い感じの男が来た。
彼は家事などの手伝いはしっかりやっていたが、俺は何か物足りない気持ちだった。
あの可愛いらしい笑顔もそうだし、原稿早くして下さい。と俺にうるさく言う事が今になってかなり恋しくなって来た。
そうだ。彼女をイメージした主人公で恋愛小説を書いてみよう。恋愛系は苦手だけど彼女が幸せになるように。相手は俺とは違う担当者を大事に思う作家にしよう。彼女がこれから幸せになれるように祈りながら。
世間の為じゃなく、ただ君の為だけに・・・。
完
彼女は原稿早くしろとうるさいし、俺の手伝いも全くしなかった。以前の担当に比べたら全く役に立たなかった。
そしてなんとか原稿は書き終えたが、俺は彼女をクビにした。それから一月たって彼女の後には、暗い感じの男が来た。
彼は家事などの手伝いはしっかりやっていたが、俺は何か物足りない気持ちだった。
あの可愛いらしい笑顔もそうだし、原稿早くして下さい。と俺にうるさく言う事が今になってかなり恋しくなって来た。
そうだ。彼女をイメージした主人公で恋愛小説を書いてみよう。恋愛系は苦手だけど彼女が幸せになるように。相手は俺とは違う担当者を大事に思う作家にしよう。彼女がこれから幸せになれるように祈りながら。
世間の為じゃなく、ただ君の為だけに・・・。
完
感想
- 6721: 素敵なお話ですね。(´∀`) [2011-01-16]