携帯小説!(PC版)

HERO 6

[539]  探闇  2007-04-05投稿
健次と智明はまた目の前で人が一人死んだとう現実を受け止めきれないまま、その場に座りこんだ。
「松尾...」

「健次、お前さっき松尾から何もらったんだ?」

「いや、たいした物じゃないよ...」

「死ぬ寸前の前の人間がたいした物じゃない物をなぜ渡すんだよ!?俺とお前の中だろ?教えろよ!」

「本当にたいした物じゃないんだよ、ほら...」

健次は人形を智明に見せた、

「なんだよこれ?ただの人形じゃないか、なんで健次に渡したんだ?」

健次は一瞬本当の事をいうかためらったが

「さあ、俺にもわからない...」

そういいつつ、健次は人形をポケットにしまった...
「そうか、松尾も気が動転していたんだろう、とりあえず、降りようか」

健次と智明は下に降りたが、すでに教室は青いビニールシートで囲われ、警察の数も増えていた。松尾が落ちたであろう場所に健次が目をやると、そこにも青いビニールシートがかけられていた。そして数人の警官が近いづいて来て、

「ここの生徒さんですか?何故ここに?もう他の生徒や先生には帰って頂いたはずなのですが...」
健次と智明は一部始終を話した、すると警官が

「わかりました、ちょっとお話を聞かせて下さい、こちらへ。」

健次と智明は取り調べを受ける事になった。しかし、健次は人形の事をいう気は全くなかった、この時からだろうか?健次の心の中に、野望が芽生え始めたのは...

一時間ぐらいで取り調べは終わり、健次と智明は帰れるようになった。いつも二人で帰る道を歩き始める

「今日あった事は一緒忘れられないな。」

智明が健次にいったが、健次は全く聞いてない、

「どうした健次?」

「いや、なんでもないよ、てか今日は疲れた...ゆっくり寝たいから早くかえるね、じゃあ!!」

健次は智明を置いて走って家に帰った。心なしか、顔が嬉しそうだったのは気のせいであろうか?

感想

感想はありません。

「 探闇 」の携帯小説

ホラーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス