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さくらの花びら-2-

[162]  ヒナタ  2007-04-06投稿
4月2日

「さきー!!あんた入学そうそう遅刻する気なの?」

「はいはい。今行きますよ」
母の呼び掛けにだるそうに答えるのが、あたし【天野 咲】だ。よく可愛いよりキレイ系だねって言われるけど、実際自分の顔を好きな人ってあんまりいないんじゃないかな?
今日は高校の入学式。
ウチから自転車で20分くらいの場所にある県立高校のデザイン科に入った。

「咲、今日は帰り早いの?」
「んー…たぶん愛美達と遊んでくるから遅くなるかも」

「そう。でも愛美チャンがいるなら安心ね。」

母から信頼されている愛美(めぐみ)は小学校からの親友でしっかりしていてすごく可愛い。もしあたしが男だったら惚れてしまうくらいの魅力の持ち主だった。
無事入学式も終わり、母に先に帰ってもらい別のクラスが終わるのを一人ガランとした教室の真新しい机に座りぼーっと外を見つめながら待っていた。
ふと気付くとフワッと淡いピンク色の花びらが教室の中へ舞い込んできた。

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