携帯小説!(PC版)

HERO 7

[408]  探闇  2007-04-06投稿
健次は家に帰り、すぐさまパソコンをつけた。この人形の広告のバーナーを見つけるためだ。

「くそ!やっぱりない!昨日は、(この人形を使うには条件がある)の所までで消してしまったからな〜」

一時間程探したが、健次はパソコンの電源を切った、

(まあいいや、特に大した事じゃないだろうし)

健次のポケットの中には人形がある、

(説明じゃ人形を身につけるだけで強くなるっていってたけど、強くなってんのか俺?)

横になりながら健次は考えていた、健次はおもむろに厚めの週刊誌を手に取り、縦に引き裂こうとすると、

「ビリッ!!!!」

さほど力を入れた覚えもないが、簡単に破れてしまった。健次は真っ二つになった週刊誌を見つめながら、

「あはは、やった...やったぞ〜!!!!!これからは誰の目を気にする事もない!悪い奴は全て俺が「倒し」てやる!俺が世の中の正義!HEROだ!」

もはや健次に今日死んだ二人の事など微塵も気にしてない...健次の心の中に芽生えた野望は果たして「正義」と呼べるのだろうか?

健次は居ても立ってもいられなくなって家の外へ出た、健次はこの力を試したくてしょうがなかったのだ。健次の頭に一つの案が浮かんだ、健次のいる家の近くに一つコンビニがある、そこには夜になると頭の悪そうななりをした若い奴らがいつも駐車場にたむろしていた、近隣住民や健次は、はっきりいって迷惑だった、夜になると下手にジュースも好きな漫画も買いに行けない。健次はそこのコンビニに行く事にした。

歩いて5分ほどでコンビニに着いた。健次の予想通りそこのコンビニには五人の不良が店の前に座り込み、タバコをふかしていた。

(本当に大丈夫か?)

健次は少し不安だった、ポケットの中に人形がある事を確認し、その五人
の横を通ってコンビニに入ろうとしたら、一人の男と目が合った。すると健次の予想通り、

「何だよ!?なんか文句あるのか!?」

健次は心の中で掛かったと思った、いつも通り卑屈な声で、

「すいません」

といった、だがしかし残り四人も調子に乗ってきて、

「だったら慰謝料だせよ!」

「とりあえずそこの公園来いよ!」

コンビニの前の道を挟んで目の前にあった公園に健次は連れていかれた。

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