自殺自演、、〔七曲〕
奥から二十歳とも三十歳ともとれる低い声で返事がする、、。
考えてみたら私は今凄いことをしている、、見ず知らずの男性の家に突然不可思議な話題を持ち込もうと。
さぞ迷惑を被るに違いない、しかし既に呼び鈴は鳴らしてしまったわけで、、。
もう後戻りは出来ない。
えっと、まずは自己紹介をしてその後、、
突然ドアは開き、頭に衝撃!!
、、開いたことに気付く間もなくシコタマ頭をぶつけたようだ。
こんな状態でもやはり涙は出てくれない、、痛み損だ!!
手を頭に悶絶していると、、
「あっっ!!ごめんなさい!!
大丈夫ですか!?
、、ってか、どちら様?」
屋主の声、、ぶつけた衝撃で描いた段取りは吹き飛んでしまった。
最低限の自己紹介はしてみたが。
だから誰?と、当たり前の顔をされたので例の紙を差し出す。
「これは、、」
彼の眉がピクリと動いた気がした。
「あなたが書いて、CDに入れたんですよね、、。
内容に興味があるので少しお話し伺えないでしょうか、、?」
複雑な心境であるのは目に見えて判り、出来ればはなしたくないのだろうことは容易に判断できた。
しかし何か決心したらしく、間をおいて彼は部屋に案内してくれた。
男の人の部屋はどんな感じなのだろうと想像したときもあったが、想像を絶する部屋に口が塞がらない、、
部屋中ジャングルではないかと錯覚するほどの、草、木、花、、。
「狭くてすまない、驚いたでしょ。
僕は植物が好きなんだ、、心休まる気がするから。あっ!!空いてるところに座っててよ、珈琲でいい?」
お構い無くと告げ、わずかなスペースへ腰を落ち着かせ再度辺りを見渡す、、。
観葉植物やら知らない植物まで部屋を覆っている。虫はいないかドキドキしていると珈琲の香りが漂ってくる、、確かに落ち着くかも。何事もポジティブに、、
ミルクと砂糖は入れない派らしく、生まれて初めてブラックをいただく。
苦さが舌を麻痺させ、体へ染み渡るのを感じ。その後から来る薫り、、悪くはないと思った。
外の明るさは葉に遮られ、隙間から射す光がとても幻想的に私達二人を照らす、、。
二、三口珈琲を流し込み話を切り出す。
彼は紙をみつめている、、
考えてみたら私は今凄いことをしている、、見ず知らずの男性の家に突然不可思議な話題を持ち込もうと。
さぞ迷惑を被るに違いない、しかし既に呼び鈴は鳴らしてしまったわけで、、。
もう後戻りは出来ない。
えっと、まずは自己紹介をしてその後、、
突然ドアは開き、頭に衝撃!!
、、開いたことに気付く間もなくシコタマ頭をぶつけたようだ。
こんな状態でもやはり涙は出てくれない、、痛み損だ!!
手を頭に悶絶していると、、
「あっっ!!ごめんなさい!!
大丈夫ですか!?
、、ってか、どちら様?」
屋主の声、、ぶつけた衝撃で描いた段取りは吹き飛んでしまった。
最低限の自己紹介はしてみたが。
だから誰?と、当たり前の顔をされたので例の紙を差し出す。
「これは、、」
彼の眉がピクリと動いた気がした。
「あなたが書いて、CDに入れたんですよね、、。
内容に興味があるので少しお話し伺えないでしょうか、、?」
複雑な心境であるのは目に見えて判り、出来ればはなしたくないのだろうことは容易に判断できた。
しかし何か決心したらしく、間をおいて彼は部屋に案内してくれた。
男の人の部屋はどんな感じなのだろうと想像したときもあったが、想像を絶する部屋に口が塞がらない、、
部屋中ジャングルではないかと錯覚するほどの、草、木、花、、。
「狭くてすまない、驚いたでしょ。
僕は植物が好きなんだ、、心休まる気がするから。あっ!!空いてるところに座っててよ、珈琲でいい?」
お構い無くと告げ、わずかなスペースへ腰を落ち着かせ再度辺りを見渡す、、。
観葉植物やら知らない植物まで部屋を覆っている。虫はいないかドキドキしていると珈琲の香りが漂ってくる、、確かに落ち着くかも。何事もポジティブに、、
ミルクと砂糖は入れない派らしく、生まれて初めてブラックをいただく。
苦さが舌を麻痺させ、体へ染み渡るのを感じ。その後から来る薫り、、悪くはないと思った。
外の明るさは葉に遮られ、隙間から射す光がとても幻想的に私達二人を照らす、、。
二、三口珈琲を流し込み話を切り出す。
彼は紙をみつめている、、
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