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ひなたぼっこ

[135]  LILA  2007-04-06投稿
ゆらゆら浮かぶあの雲を
あなたは,
見るのが好きだったよね

猫が空に居るよって
空を指さし
はにかんだ無邪気な笑顔や

急にくそ真面目になって
授業で習った
気候についてを述べてみたり

草原に腰落とし
芝まみれになってじゃれあった日々

楽しかったよね

あなたじゃなきゃ,
こんな私に付き合って
河原でお昼寝なんか
してくれなかったよね


あたしは…
日記に綴っておかないといけないの?

いつまでも…
覚えていたいよ…
あなたと過ごした
沢山の日々を…


------------

『じゅ-ん!』
「なんだよ…」
『准ちゃんったら連れな-い』

この日も,相変わらず准ちゃんは面倒くさそうな顔をしていたよね。

日記に書いてあるもん。

この日は…
特別な日…

今日こそ准に…

「小春帰るぞ」
『准ちゃ…待ってぇ!』
「きもッ」
『ひど!』
「…」
『シカト-!?』
「…」
『准ちゃ…今日も河原行こうね?』
「…」
『准ちゃ「当たり前だろ!」

准ちゃんはそういう人

2人きりの時は,ちゃんと優しいし…
そういうとこ…好きになったんだよね…

長山小春は今日…深山准一に告白します!

そうだ…
5/13…
小春の誕生日の1週間前…


『小春ね…准ちゃんが─…』
「好き?」
『…!?』

小春は…准ちゃんの彼女になれたこの日を…覚えていたい…


「小春!!准一くんが!!」
『え…』

5/20…
准ちゃんは…小春の前からいなくなった…

『准ちゃん!?准ちゃんッ!!』

小春の前には元の姿がわからないほどぐちゃぐちゃな准ちゃんがいた。

『返事してよ…』

それから…
ここからは思い出したくないな…
小春はぼーっとしてすごすことが多くなったんだ…



「小春?」
『…』
「小春?小春ッ!小春!!」
『煩いよ…』
「小春…!?」
『え…』
「…」
『小春って…あぁ…何?』
「小…春…?」



「小春ケチャップ取って!」
『ケチャ…?』
「そこにあるでしょ?」
『…これ?』
小春が指さしたのは…
「それは胡椒よ…?」
『胡…椒…』
「……」

小春は…准ちゃんがいないとダメなんだ…
そんな時だった…

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