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能力くじー序章ー

[363]  小説家のたまご  2007-04-06投稿
僕は疑おうとしなかった。ありえないはずの光景を…。




能力くじー序章ー
ある日の散歩をしていると怪しげなテントを見つけた。しばらく見ていると、はしゃいでいる一人の女が出て来た。その女は2、3分すると静かになり真剣な顔をして両手を前に差し出して「はぁぁっっっ!!」と叫んだ。次の瞬間、僕は目を疑った。なんと女が差し出した手の先にあった木が粉々になったのだ。僕はこの不思議な光景の原因は、テントにあると踏み女が去った後テントの中へ入っていった。テントに入るとすぐにいかにも怪しげな男が大きな椅子にちょこんと座っていた。その男は口を開くと小さい声でしゃべり始めた「……オマエ、『ノウリョク』ホシイ。ソウダナ?」
(…能力?さっきの女がやっていた事だな)僕はすぐに「は…はい!」と返事をした。すると男は「ノウリョクイロイロアル。コノ、ハコノナカニイロンナノウリョクハイッテイル」男は黒い箱を出し、続けた。「…オマエガ、ゼンザイサン(全財産)モッテキタラ、イッカイヒカセテヤルシカシ、ワスレルナ。…コノナカニハ『ハズレ』モ、ハイッテイル。」男は、そう言うと口をとじた。僕は何も聞くことができずテントを出た。家に帰ると僕は、くじをひくかひかないかで一日中迷った。そして結論を出した。僕は全財産を持ちテントに向かった。しかし、いざテントの前に立つと考え込んでしまう。だが僕の胸は希望に満ちあふれていた。はずれた時の事を考えもしなかった。そして僕はテントの中へ入っていった。僕は  「……くじ、やります!」
と言って全財産を差し出した。
「…ヒケ。」
男は黒い箱を差し出した。
僕はすぐに手を入れた……ガサガサ
僕は迷いもせずにくじをひいた。そして、ひいたくじを男に差し出した。       (…あたれ!)   すると男は口を開き
「…ハズレダ。デテイケ」
と言った…僕は崩れるように倒れた。


…そして僕は驚愕の事実をしり、罪を犯し、汚れていったんだ。

能力くじー罪ー
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