爆弾 第二話
雨は朝からしとしと降り続いていたがやっと晴れ間をみせてきたがまだ小雨が降っている。
俺は学校の帰りに近くの公園を通る。近道だからだ。
今日もまた通り抜けようとした。
しかしいつもとは違う光景が俺の目に飛び込んできた。
公園の中央のベンチに傘もささずに座っている女の子がいた。年は俺と同じくらい…16くらいか。
俺は何をしているのか興味本位でゆっくり後ろから近寄り声をかけてみた…反応がない。
今度は前から顔をのぞいて声をかけようとした…しかし次の瞬間,あぜんとした。寝ている…雨の中を座りながら寝ている。
「あの…風邪ひきますよ…」
俺は声をかけてみた。
「ん…あ…」
彼女も起きたようだ。これでひと安心のはずだった…が,次の瞬間,俺はほおに激痛を感じる。
強烈なビンタがとんできた。
「この痴漢やろう!」
彼女の口から信じられない一言が飛び出した。
俺は固まったままだった…。 続く
俺は学校の帰りに近くの公園を通る。近道だからだ。
今日もまた通り抜けようとした。
しかしいつもとは違う光景が俺の目に飛び込んできた。
公園の中央のベンチに傘もささずに座っている女の子がいた。年は俺と同じくらい…16くらいか。
俺は何をしているのか興味本位でゆっくり後ろから近寄り声をかけてみた…反応がない。
今度は前から顔をのぞいて声をかけようとした…しかし次の瞬間,あぜんとした。寝ている…雨の中を座りながら寝ている。
「あの…風邪ひきますよ…」
俺は声をかけてみた。
「ん…あ…」
彼女も起きたようだ。これでひと安心のはずだった…が,次の瞬間,俺はほおに激痛を感じる。
強烈なビンタがとんできた。
「この痴漢やろう!」
彼女の口から信じられない一言が飛び出した。
俺は固まったままだった…。 続く
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