携帯小説!(PC版)

HERO 8

[387]  探闇  2007-04-07投稿
夜が終わり朝が来た、智明は健次と集合する場所で待っていた。

「おはよ!」

健次が来た、

「よかった〜昨日お前様子が変だったから今日は来ないかなと思った。」

「そう?心配してくれてありがとう、さすが親友だな!困った事あったらなんでもいってくれよ!」

智明はいつもとは違う健次の様子に戸惑いながら登校した。

学校に着くと、教室は綺麗にかたずけられ、ビニールシートも剥がされていた。松尾の席には花が置いてある。やがて担任の高島が来た、

「昨日はあんな事があったが、みんなはいつも通りの学校生活を送ってくれ」

「話しは変わるが、〇〇公園で昨夜殺人事件があったらしい、まだ犯人も捕まってないらしいから極力集団で下校するように」

智明は耳を疑った、〇〇公園は智明の家からも、健次の家からも近い公園である。智明は驚いた顔で健次に目をやるが、健次は表情一つ変えてなかった。

一時間目が終わり休み時間になった、智明が健次に近寄り、

「〇〇公園だぞ!すぐ近くじゃん!?お前怖くないのかよ?」

「それは怖いよ〜でも殺された五人はコンビニにたむろしていた奴ららしいよ?智明もあいつら迷惑だっただろ?よかったじゃん。」

「お前...何でそこまで知ってるんだよ...」

「大体分かるじゃん〜!やっぱり悪はHEROに倒されるんだよ!」

智明には健次がいう言葉が信じられない、まるで人が変わってしまったようだ。

学校が終わり、健次と智明はまた一緒に帰ろうとした、

「ちょっと!あたしも一緒に帰る!」

後ろから里奈が走ってきた、

「こんな時女の子に一人で帰らせる気!?」

すると健次が

「分かった分かった、一緒に帰ろう!」

三人は一緒に帰る事にした、多少遠回りではあるがとりあえず里奈の家の方向で帰る事にしたみたいだ。

すると目の前からパトカーが来た、三人は今はこんな時だから、警察がうろうろしている事に、特に気にはしなかったが、そのパトカーは三人の横に近寄り、警察官が降りてきた、

「宮間健次君だよね?ちょっと話し聞きたいから乗ってくれるかな?」

呆然と立ち尽した智明と里奈を横目に健次は、

「大丈夫だよ!先に帰って!」

健次はパトカーに乗り込んだ。



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