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えりかの恋? 〜手紙〜

[153]  かず  2007-04-07投稿

アルバイトを終えてえりかはいつものように、いつもの時間に保育園にいく。

「和く〜ん。ママのお迎えだよっ。」

砂遊びをしていた和希が振り向く。
泥んこの和希は、えりかに向かって走り出す。

「おかぁさん、かえろ?」
和希はえりかの人差し指を握りしめる。えりかも和希の小さな手を握りかえす。
「よしっ!!お家に帰ろっ。」


何事もなく毎日は過ぎていく・・・。
涼と付き合い出して2ヶ月。会う時間は、減ってしまったけれど2人の気持ちは、どんどん近づいて行く。


和希の手を引いて、えりかはアパートの階段を昇る。

「い〜ち。に〜い・・・」
いつも通り階段の数を2人で声を合わせて数えながら・・・。

「さんじゅういち。さんじゅうにっ!!」

「ちゅ(つ)いたぁ〜。」
大喜びの和希。

えりかは鍵を取り出しドアに鍵をさす。
「あれぇ・・・。」
ドアの隙間に薄ピンクの封筒。

「・・・・・・?」


家に入って封筒をあける。封筒の中には薄ピンクの便せん。
えりかへ。

元気?

えりかからの連絡待ってたら、一緒くる事はなさそうなので、手紙書きました。
喧嘩しても、アタシたちは親友でしょ?こんな事でダメになるなんて、アタシは我慢できない。

また、もとのように戻れたらいいなぁって思ってる。

手紙読んだら、とりあえず連絡ちょうだいね。
待ってます。

沙耶。


(沙耶・・・。)

「おかぁさん?」心配そうにえりかを見上げる和希。
「・・・何でもないよ。和くん、久しぶりに沙耶たんにお電話しちゃう?」

「・・・??うんっ。でんわすりゅ〜!!」

(沙耶はアタシより何倍も大人だ・・・。)
えりかは携帯電話に手を伸ばす。

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