携帯小説!(PC版)

手。A

[117]  ゆず  2007-04-08投稿
手を繋いでいた。心まで繋がる気がして。


大好きなあなたはうちが前に片想いしてた子の親友。
あなたはうちが彼のこと好きなのを知っていたね。

だから何も言わずにそばにいてくれたんだね。
うちを見るあなたの目が愛に満ち溢れてたからうちは絶望の淵から立ち直れた。

あなたの優しさに心暖まり救われた。

あなたとなら幸せになれると思った。あなたと幸せになりたいと思った。


あなたの手は大きくて温かく、あなたの気持ちが流れ込んで…幸せでした。


この手をずっと繋いでいたい。

うちはバカだしいつも片想いばかりしてて…いつも誰かの背中に恋してた。

あなたは初めて両手を広げてむかえいれてくれた人だから、面と向かって恋をした人だから。どーしていいのかわからなかった。


あなたがうちの気持ちにいつも不安を感じてたことなんて思いもしなかった。


『一緒に見に行ってくれますか?』


その言葉に隠れたあなたの不安。
気づきもしなかった。


こんなことになるならちゃんと、もっと、あなたに大好きだと言えばよかった。。。





あなたに伝えたい心。


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