俺と君と、神と罪 2
友人の声で、夢心地から覚める。
荷物を持って、妄想が残る教室を後にした。
「お前さ、最近たるみすぎじゃね?」
「ん、ちょっとな。人生のスパイスを探してるっていうか?」
「…あほか。」
なんて冷たい言葉を浴びせられながら二人で下校している。同じ年なんだし、共感してくれてもいいじゃんよ…。ねぇ?
「じゃあさ、あの話でも確認しにいけばいいじゃん。満月の夜の殺人鬼の話。最近、行方不明者多いじゃん?あれって、実は殺人鬼に……って、人の話聞いてるか?」
「オカルトには興味ないんだ」
この後、ボコボコにされたのは言うまでもないな。
その夜。
たまたま、満月の夜。
その満月に誘われるかのように外にでた。
いや、期待してるわけじゃないからね!一応だよ、一応!
一時間後。案の定なんも無し!最初から分かってたよっ!!
諦めて、家路につく。
ふと、目に入った。
はっと振り向く。
「…は?な、なんだ……これ…」
そこには、壁に、ふつうの家の壁に、人の、死体が、貼りついていた。
荷物を持って、妄想が残る教室を後にした。
「お前さ、最近たるみすぎじゃね?」
「ん、ちょっとな。人生のスパイスを探してるっていうか?」
「…あほか。」
なんて冷たい言葉を浴びせられながら二人で下校している。同じ年なんだし、共感してくれてもいいじゃんよ…。ねぇ?
「じゃあさ、あの話でも確認しにいけばいいじゃん。満月の夜の殺人鬼の話。最近、行方不明者多いじゃん?あれって、実は殺人鬼に……って、人の話聞いてるか?」
「オカルトには興味ないんだ」
この後、ボコボコにされたのは言うまでもないな。
その夜。
たまたま、満月の夜。
その満月に誘われるかのように外にでた。
いや、期待してるわけじゃないからね!一応だよ、一応!
一時間後。案の定なんも無し!最初から分かってたよっ!!
諦めて、家路につく。
ふと、目に入った。
はっと振り向く。
「…は?な、なんだ……これ…」
そこには、壁に、ふつうの家の壁に、人の、死体が、貼りついていた。
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