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卒業…

[413]  龍が如く  2006-02-02投稿
卒業式が終わって、その日の夕方に俺は幼馴染みの家の喫茶店に来ていた。会いたくはなかったが幼馴染みである優衣に会ってしまった。

優衣「あっ、また来てるし」

龍「悪いのかよ!」

優衣「別にぃ〜だ!で、何か頼まないわけ?」

龍「じゃ、コーラで。」
店で会えばいつもこんな感じてあった。でも…本音いうと優衣の事が好きだった。絶対に口に出しては言えなかったけど…(>_<)そんな事を考えてたら優衣がぽっりと言った。
優衣「でも、龍ともお別れだねぇ〜」

龍「あっ、お前店続けるんだよなぁ。そんで、俺は東京の大学だもんな!!」

優衣「はぃ、コーラ。今日は、あたしのおごりにしてあげよっか?」

龍「いいよ!ちゃんと払うから(´∇`)」

優衣「ったく頑固だなぁ!!」
それから会話は、高校の事やこれからについて話してたら、もう6時を過ぎていたので俺は、帰る事にした。

龍「そろそろ帰ろっかな。会計頼む!」

優衣「コーラは300円。値段聞かなくても分かるでしょ!?いつから来てると思ってんの!」
龍「はぃ、300円。」

優衣「えっ!?100円多いじゃんよ」

龍「お前はよく見ろよ!」

優衣「ボタン…なんで龍が私にこんなもんくれんの?」

龍「たまたま第2ボタンだけ余ったんだ。記念にお前にやるわ…」
優衣「龍…」

龍「そんじゃな!これからお互い頑張ろな。」
結局、言葉に出しては言えなかった。でも…いんだこれで。俺はその2週間後、東京に旅立っていった。

感想

  • 227: 小説に顔文字使うな。 [2011-01-16]

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