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たった一つの真実 5

[324]  2007-04-09投稿
『夏 5 』


1ゲームが終わってみて宏介が本当にボーリングが苦手だと分かった。

2ゲーム目からは賭けをしようと宏介が言ったが僕は さっきのゲームは宏介のフェイクだったのではないかと疑い賭けは やめにしてもらった。
しかし、宏介は本当にボーリングが苦手なようで
僕の勝ち。

「はじめ もう、そろそろ俺 一回抜けるけど カラオケにでも行っててくれへんか」
宏介は携帯電話の時計を 見ている。
「いいですけど 宏介さんどこに行くんですか」
「A町にちょっと行ってそれから寮で人と 待ち合わせ」

待ち合わせと言っても 忘れ物を渡すだけだと。

「宏介さん A町までどうやって行くんですか。」

「タクシーや」

「宏介さん 僕が乗せて行きましょうか。 すぐに済むのなら みんなでドライブって言うのも いいじゃないですか」
僕は、正直な所 宏介が誰と逢ってなにを、するのか気になった。

「ん〜昔の知り合いなんで…はじめが付き合ってくれるのは ええけど、女はなぁ」
僕は、宏介の昔の知り合いだと聞いて 絶対付いていく事にした。
「ねえ、貴子ちゃん チエちゃん 悪いんだけど僕 宏介さん送って行くんで二人で先にカラオケ行っててくれないかな」
宏介が云うより先に僕が女の子に 切り出した。

チエは、他の男に声をかけられたら そっちに付いていくからと拗ねはしたが 宏介が1時間で戻ると約束すると 渋々承知した。

カラオケボックスに二人を連れて行き 部屋番を確認すると すぐに僕の車でA町に走った。高速で15分程で着くのだが 宏介はその間 本当に珍しく無口だった。

高速を下りると 宏介は僕も知っている商店街に向かってくれと云う。 坂道になってるアーケードだ

その入口の前に行くと車でアーケードを下ってくれと宏介は言った。

「宏介さん アーケードって車で入っていいんですか」
僕がそう聞くと、宏介は夜は ええよ、と笑って答えた。僕は 何か交通違反をする後ろめたさが合ったが宏介には気取られないように アーケードに車を入れゆっくりと走らせた。

少し走った所で宏介は すでに営業が終わりシャッターの降りている パチンコ屋の前に車を寄せるように僕に言った。

「はじめ 悪いなここで ちょっと待っててくれへんか」

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