ケイコさん-2
学校の校門に着いて僕は女の人にお礼を言った。 「良かったな!間にあって。やべっ,もうこんな時間!」 女の人はそう言って携帯で時計を見て急いでまたママチャリを走り出した。 学校の門をくぐるといつのまにか先に学校に着いていたお母さんが怒ったような困った顔で僕の所に駆け寄って来た。 「伸也〜,遅いじゃない!心配したわよ!さぁ,早く急いで!」 そう言われて僕は前もって調べていた自分のクラスの教室に行った。 「お母さんは受付に行って体育館に行ってるわね」 そう言って入学式がある体育館に行った。なれない制服。みんなまだぎこちない感じが出ていた。 とりあえず僕は空いてる席に着いた。 「なぁ,お前何処の小学校から来たの?」隣に座っていたクリ-ム色の髪の毛をした男の子が声をかけてきた。 『…○×小学校から…』 男の子は首をかしげて「聞いた事ないなぁ…それって何処にあるの?」 『…東京』 男の子はパチクリと目を大きくして驚きながら言った。 「東京!?県外から来たの?こんな田舎に?」 男の子は少し落ち着きを取り戻して改めてまた明るい口調で話し出した。 「俺の名前は裕!他のクラスには知り合いがいるけどこのクラスには知ってる奴が一人もいねーんだ。もし良かったら席も隣と縁があるし友達になろうぜ!」 男の子のこと裕は顔だちが良く何より性格が明るい。僕は迷わず快く承諾した。 『僕の名前は伸也。僕も知ってる人いなくて,心配だったんだ。こちらこそよろしく!』 「わかった!よろしく!なぁ,ところで伸也さぁ,自分の事僕って言うの辞めた方が良くない?今度から俺って言えよ!」 『…俺?』 「そうそう!もう中学生なんだし…」 裕が話している途中自分達の担任らしき若い女の人が入って来て挨拶と入学式の説明をした。その後体育館に行って入学式が始まった。終わった後,それぞれみんなの自己紹介があって長い中学校生活1日目が終わった。 帰りはお母さんと道を覚えながら帰った。 あれから三週間。家から学校の道のりを覚えた。自分の事を俺と言うようになった。裕の他に友達も出来た。
僕…いや,俺は中学校に入って少しずつ変化をしていった。
『なんで裕の髪の毛茶色なんだ?染めた?』 「これは地毛!!よく言われるんだな〜」 「俺髪染めようかな〜」裕の他に出来た友達 けいたが言った。
手伝ってやるよと裕が言って次の日曜日にけいた
僕…いや,俺は中学校に入って少しずつ変化をしていった。
『なんで裕の髪の毛茶色なんだ?染めた?』 「これは地毛!!よく言われるんだな〜」 「俺髪染めようかな〜」裕の他に出来た友達 けいたが言った。
手伝ってやるよと裕が言って次の日曜日にけいた
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