携帯小説!(PC版)

HERO 11

[323]  探闇  2007-04-09投稿
健次はすぐさま二人に追い付いた、智明からの視界からも消えている

「ちょっと待って下さい」

二人組が驚いた顔をして

「なんだよ!?」

「あの、まだポケットの中にお金あったの忘れてて、届けに来ました。」

二人組は爆笑した、

「わざわざありがとうね!んじゃ出せよ!」

「人目に付くのでこっちへ来て下さい」

健次は二人を人気の少ない裏路上へと誘導する、二人組は特に疑いもなくついてきた。

「はやく出せよ!ボコるぞ!」

健次は喋りかけた一人目の男の足をローキックでへし折った、二人組の男の顔が恐怖でひきつった、

「お前らに生きる価値はない、死ね...」

健次のローキックで倒れこんだ一人目の男の顔面を健次は踵で踏み、男は生き絶えた。男の顔面を中心に血が花火みたいに飛び散って、死んでいるはずの体はビクビク痙攣している。二人目の男は何やら許しをこっていたが、健次の耳には入らない、髪の毛を引っ張り、地面に倒した、

「お前だったよな?智明からカツアゲしたの?」

健次にはもはや人間ではなく虫けらに見えている、男の右肩掴み力を入れた、すると男の右手がちぎれ、ボトッと下に落ちた、男はこの世の者とは思えない叫び声を出し謝り続けたが、健次には聞く耳はない、返り血を浴びないように丁寧に、左手、右足、左足、を同様に落としていった、男こを達磨状態にして壁に立て掛け、その男の血で壁に何やら文字を書いた...
一時間後、智明は〇〇駅にいた、

「お待たせ!」

健次が来た、

「来たのはいいけどお金ないよ...」

「ほら!財布!」

健次が智明の財布を渡す

「なんで!?取り返してくれたの?」

「...いや、警察に事情聞いてもらってさ、事情を話したら取り返してくれたんだ!」

「そうなのか?よかった〜!わざわざありがとう!んで、健次お前風呂まで入って来たのか?なんかさっぱりしてないか?服も違うし...」

「ちょっと汗かいてね。それより早く飯食べに行こうぜ!」

二人は電車に乗り込み、街の方へ出かけた。

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