携帯小説!(PC版)

HERO 13

[330]  探闇  2007-04-09投稿
村田が帰った後、健次は急いで自分の部屋に行き、パソコンのスイッチを入れた。

「どうにかごまかす方法を考えなくては...」

健次は検索サイトを開き、色々な犯罪関連のサイトを探してまわったが、この窮地の打開策が見つからない。色々考えたあげく、健次の頭に一つの案が浮かんだ。

「これしかないな...」

次の朝、健次が朝飯を食べにリビングに行った。ニュースで昨日の殺人事件の特集が行われていた。健次が書いた血文字もちゃんと映っている。それを見て父と母は顔が強張っていた、

「健次、今学校から連絡があって今日は学校休みらしいわよ、また殺人事件があったんだって!あまり外には行ないように!分かった!?」

「はいはい」

健次に取っては好都合だった、ゆっくりと計画が練れる。


「そろそろかな?」

時間もやがて村田と約束した夕方になった、健次は村田を待っていた。

「ピーンポーン」

母が出る前に健次が急いで玄関に行った、玄関を半分だけ開け、

「こんにちは村田さん、警察が来ると母が心配しますので場所を移してもらっていいですか?」

すると村田が

「そだね〜んなら車で待ってるからおいで。」

「はい、ありがとうございます。」

健次が急いで玄関を閉めた、

「健次?お客さん?」

「いいや、友達だよ!ちょっと5分だけ出てくるね!」

「本当に5分だけよ!分かったわね!?」

健次は準備した物をポケットに詰め込み、村田の車に乗った。

「すいません、母は心配症な物で...」

「いいよ〜気にしなくて」

「村田さん、僕からもいくつか質問があります、いいですか?」

「いいよ、なんだい?」

「僕の事を疑ってるのは村田さんだけなんですか?」

「まあ、そだね、他の警官は特に君の事は意識してないよ。」

「他の警官に僕が怪しいとか話したりしてます?」

「いや、これは俺の判断だからね、一人で動いてるだけ〜」

「最後に、なんで僕を疑うんですか?」

「被害者三人と面識あるってのもあるけど、まあ刑事の感かな?」

「そうですか...ありがとうございます。」

村田はしばらく車を走らせ、人気のない駐車場に止まった、健次にとって願ってもない事だった。

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