自殺自演、、〔九曲〕
初めて逢ったのはもう誰も行かなくなった公園、覚えてる、、?
そこに一本だけ申し訳なさそうに咲く桜の木、僕の好きな場所。
その夜も木の下から桜を眺め隙間から覗く月を見ていた、、君は犬を連れて声を掛けてくれたね。
黒く長い髪、元気に走りまわる犬をなだめる姿。笑顔が素敵だと、、緊張しながら返事をしていた自分を最近のことのように思い出す、、。
何を話したか覚えてる?
君に会いたいがために、毎日桜の場所にいたんだよ。君は気付いてたかな?
君と付き合い始めて、生きているのが愉しく。一緒にいる空間が僕は大好きだった、、。
君は心理テストが好きでよく質問してきたね。
僕は周りが見えなくなるタイプだったっけ?
今でもそう思う?
幸せだったのに、、君が悪いんだよ、、あんなこと言わなければ、、ずっとずっと幸せでいれたのに。
君をバラバラになんかする必要なかったのに、、、
あれから沢山の花を買ったよ、観葉植物もね。
自然が好きだと言った君のために、君が寂しくならないように、、。
各パーツを植木にいれたよ、これで寂しくないだろ?
頭はあの桜の下へいれたよ、、毎年綺麗な花がみれるように。
嬉しいかい?
でも、、僕は寂しい、、。
また一人になってしまった。
僕も君のところへ行こうと考えたけど、きっと一緒にはいれないと諦めた、、。
書いた遺書、、ただ捨てるのもつまらないから、
CDに入れてみた。
僕はここにいるよ、、。
数ヵ月後、女の子が一人訪ねてきた。君と同じ黒く長い髪、、顔はまだ幼さが残り、高校生くらいかな?
突然私が書いた遺書を渡されて、話を聞かせてくださいとのこと。
まさかまた遺書をみるとは、、それに何をはなせばいいのか、、。
それでもせっかく来てくれたのだから、まー良いか、、。
彼女を部屋へ、、
部屋中にひしめく植物達に彼女は驚き、辺りをキョロキョロ、当然のリアクションだ、、。
内容しだいでは彼女も殺さなくてはならないと用心し、いちお珈琲に睡眠薬をいれておく。
何もなければ寝ている彼女を駅まで運べばいい、、
彼女は躊躇うこともなく珈琲に口をつける、そして話出す、、。
可愛そうな子だ、、感情の欠落、、母の死。さぞ苦労してきたに違いない。
僕の話を聞いても、助けになれることはないだろう、、僕は小さい人間だから。
そこに一本だけ申し訳なさそうに咲く桜の木、僕の好きな場所。
その夜も木の下から桜を眺め隙間から覗く月を見ていた、、君は犬を連れて声を掛けてくれたね。
黒く長い髪、元気に走りまわる犬をなだめる姿。笑顔が素敵だと、、緊張しながら返事をしていた自分を最近のことのように思い出す、、。
何を話したか覚えてる?
君に会いたいがために、毎日桜の場所にいたんだよ。君は気付いてたかな?
君と付き合い始めて、生きているのが愉しく。一緒にいる空間が僕は大好きだった、、。
君は心理テストが好きでよく質問してきたね。
僕は周りが見えなくなるタイプだったっけ?
今でもそう思う?
幸せだったのに、、君が悪いんだよ、、あんなこと言わなければ、、ずっとずっと幸せでいれたのに。
君をバラバラになんかする必要なかったのに、、、
あれから沢山の花を買ったよ、観葉植物もね。
自然が好きだと言った君のために、君が寂しくならないように、、。
各パーツを植木にいれたよ、これで寂しくないだろ?
頭はあの桜の下へいれたよ、、毎年綺麗な花がみれるように。
嬉しいかい?
でも、、僕は寂しい、、。
また一人になってしまった。
僕も君のところへ行こうと考えたけど、きっと一緒にはいれないと諦めた、、。
書いた遺書、、ただ捨てるのもつまらないから、
CDに入れてみた。
僕はここにいるよ、、。
数ヵ月後、女の子が一人訪ねてきた。君と同じ黒く長い髪、、顔はまだ幼さが残り、高校生くらいかな?
突然私が書いた遺書を渡されて、話を聞かせてくださいとのこと。
まさかまた遺書をみるとは、、それに何をはなせばいいのか、、。
それでもせっかく来てくれたのだから、まー良いか、、。
彼女を部屋へ、、
部屋中にひしめく植物達に彼女は驚き、辺りをキョロキョロ、当然のリアクションだ、、。
内容しだいでは彼女も殺さなくてはならないと用心し、いちお珈琲に睡眠薬をいれておく。
何もなければ寝ている彼女を駅まで運べばいい、、
彼女は躊躇うこともなく珈琲に口をつける、そして話出す、、。
可愛そうな子だ、、感情の欠落、、母の死。さぞ苦労してきたに違いない。
僕の話を聞いても、助けになれることはないだろう、、僕は小さい人間だから。
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