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第二章【いつもの事…】

[124]  ハー  2007-04-10投稿
いつも、相手の、女性と、待ち合わせするときは、常に、一時間前に、現地入りをする。

もう、長いこと続けてきた、サトルの、スタイルだ。
これには、赤詐欺を、効果的に行う為にも、必要な、プロセスであるとともに、大事な仕事(詐欺)の要素だ!

『そろそろか…。』

心の中で、そっと独り事を、呟き、おそらく、今、買えば、六百万は、するだろうという、左腕の、OMEGAに、目を走らせた。

ちなみに、このOMEGAは、去年別れた、ムツミが、最後に…!と、心を込めて、贈ってくれた、品である!

彼女は、今もって、詐欺に、あったとは、微塵も、思っては、いないだろう…。
否、どこを、どう考えても、毛ほども、そんな考えには、至らないと、断言しよう!

そう!

サトルの、才能の、凄い事は、これまで、何十人もの、女性の、唯の一人も、詐欺にあったと、考える人は、存在しないのである。
特筆すべき才能は、コレだけでは、勿論無いのだが、おいおい、ストーリーを、読み進めるうちに、読者の皆様に、明らかになっていくことであろう…。


灰皿の交換に来た、店員を、軽く笑顔で制して、コーヒーの、お代わりを、頼む!

サトルの、表情にも、自然と、緊張の伴った、仕事ようの、笑顔になる………。

第三章・【作戦展開!】に、続く

次回、配信を、おたのしみに!

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