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〜Stliker〜哀編(52)

[454]  焼き魚  2007-04-11投稿
巨大な牛型グルド『バウロス』の突進攻撃を両手で受け止めたディア=パノス。
しかし受け止める際にバウロスに触れてしまったディア=パノスに炎が乗り移ってしまい、ディア=パノスは火だるまと化した。
コックピット内の龍雅は一瞬の出来事に驚いてしまったものの火だるまになることに対しては驚く事はなかった。

龍雅(意外に火のまわりが早いな…ここは一先ず!!)

ディア=パノスは両手で受け止める際に掴んだ角で無理矢理バウロスの頭をねじ伏せた。
あまりにも強引なやり方だったためかねじ伏せる時にバウロスの首辺りから骨が折れる音が聞こえた。

バウロス「ンググウオオオ!!」

バウロスは押し込んでいるディア=パノスを払いのけるために力任せに上空に向かって放り投げた。
ディア=パノスはバウロスとは少し距離を取って着地した。

龍雅(先ずは消火が先だ……冷却システム出力最大!!)

火だるま状態のディア=パノスの上下間接部分から強力な冷却液がボディ全体に噴射し、一瞬にして鎮火してしまった。
少々、外装が焦げ付く程度のものであった。

龍雅(ジェネレータの強制冷却システムがまさか役に立つとは思わなかった…)

バウロスは先程、首の骨を折られてしまい何とか筋肉で支えているものの今にも垂れ落ちそうな状態であった。
しかし、そのような状況などお構いなしと言わんばかりに再び突進攻撃を仕掛けて来た。
ディア=パノスはそれを今度は紙一重の所で回避する。
更にそれに反応したバウロスはディア=パノスを追い立てる。

龍雅「隊長!!今すぐバウロスにマシンガンによる集中攻撃を促してくれ!!体力を奪うんだ!!」

後方で待機していた隊長は待っていたかのように部下に命令を下した。

隊長「全機!携行しているサブマシンガンでバウロスの集中攻撃を開始しろ!!」

隊長が命令を下した瞬間、それまでビルの陰に隠れていた部下機が一斉にバウロスに向かってサブマシンガンでの集中攻撃を開始した!!

バウロスは完全にディア=パノスしか見えておらずサブマシンガンの凄まじい砲撃などに気付くことはなかった。
バウロスの攻撃をディア=パノスが紙一重で次々と回避する。
そしてバウロスの動きが少し鈍くなった時、ディア=パノスは背中のタブルトマホークに手をかけた。

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