携帯小説!(PC版)

トップページ >> ホラー >> doll10〜紫

doll10〜紫

[443]  ミィ  2007-04-11投稿
━さて、誘拐方法ですが。 とても簡単で自分から罠に架りに来ます。彼女は毎晩豆乳を飲みます。其がキーワードです。分からない方でも最後には分かりますよ。


『はぁ…なんで私が誘拐されるわけ。されなかったらどうしてくれるのよ。』
山下美希が外を覗くと
『まだ警察居るじゃない。ストーカーと同じよ!ストレスで私の美貌が害われたら只じゃ済まさないわ!』
その後も延々と文句を云っていました。夜那河は笑って観ておられました。ただ、私はコレクションにするのは辞めました。性格も少しでも綺麗でないと。


『あ〜もう最悪!!こういう時こそ此れ飲まなきゃ。』
予想通り豆乳を飲み始めました。その時急にTVが付いたのです。まぁ私がつけたのですが。そして、Xの映像を映し出しました。彼女は気味悪がってましたよ。


『何なのよ!…』
「山下美希さんですね。彼方は豆乳を毎晩飲むそうですね。つまり美に気をつかっている。あってますよね?」
『…何なの!あんた誰』
「Xですよ。其より彼方は私の質問に答えていればいいんですよ。」
『命令しないで!』
「まぁ良いでしょう。彼方の躰を良く見てください」
山下美希は自身の躰を見ると崩れたような顔をしていました。
『いやっ。何なの此れ』
「彼方が飲んだ豆乳に毒をもっておきました。特別な毒です。死ぬ頃には紫の斑点が躰中に出来るでしょう」
『どうしてそんな事すんのよ!』
「彼方が獲物に選ばれたからです。惨めな死に方をしたくないと云うならチャンスを差し上げます」
『どうしたら良いのよ…』
「簡単です。明日の昼までに▲×○駅まで来てください。椅子の下に黒い鞄が有ります。その中に解毒剤が有ります。」
『分かったわ』
「誰にも知られてはいけませんよ。もし、死られた場合醜い死体となっていただきます」

そして私は映像を切りました。彼女は顔面蒼白でした。まるで幽霊みたい。笑。
一緒に観ていた夜那河からその毒をもっと躰が変形する毒にしろと仰せつかりました。勿論解毒剤も入れておきました。ただ2つ飲むと更に変形してしまいますが。まぁ。自分の運次第ですね。明日が楽しみで堪りません。

感想

感想はありません。

「 ミィ 」の携帯小説

ホラーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス