自殺自演、、〔十一曲〕
コンポの電源をいれあの買ってきた CDをながす、、
えっと、たしかここに、、
小物入れからアロマローソクを取りだしお洒落に焚いてみる。
紙を読み返し、質問の答えを自分なりに考える。
ローソクの火は微かな息にも反応し身体をクネらせる、、、
あのあと、、、
「エッッッキシッ!!」
鼻がムズかゆい、、!!
ここは、、?
辺りに太陽の姿はなく、綺麗な満月が上り街を照らし私はなぜか駅のベンチで寝ていた、、。
放浪者か、、!!
人はマチマチで、奴らはさりげなく私をチラ見し過ぎ去る、、野良猫らしき猫は立ち止まりこちらをみている。
よしよし、、猫をてまねくが「ビクッ!!」と跳びはね去っていく、、失礼な奴め。
、、!!家に電話せねば!!
駅の時計は八時をまわっており、余計に緊張感が増すこととなった。
父が受話器をとる、、
「連絡遅れてごめんなさい、、友達とカラオケ行ってたら、、」
話途中だったが「早く帰ってきなさい」と奥から聞こえ、静かに音声は途絶えた、、。
やっぱ怒ってるかな、、、。
ここであることに気付く、私は今まで父に叱られたことがない、、。
何か嬉しく思う。
帰りの電車は空いており昼間とはうって変わった静けさだ、シートに腰をかけた私は今日一日の出来事をリピートしてみた。
、、、そうだ、私は名も知らない彼の部屋で寝てしまい、、んで、駅?
寝てる間にそこまで運んでくれたのか?
律儀なのか冷たいのか、、。
まー良いか、また訪ねてみよ。
残りの時間は父への言い訳を考えていた、、。
家へ戻ると、案の定父に初めてこっぴどく叱られ。何度も頭を下げる、、。
最後に「エミにも気が合う友達が出来てよかった、、」
呟き、父は声を詰まらせながら寝室へ入っていった、、
やはり父は優しい、、いつでも私を優先して考えていてくれる。
嬉しい気持のまま私も自分の部屋へ戻り今に至る、、
「エッッッキシッ!!」
勢いでローソクは消え部屋は闇へとかわる、、
風邪ひいたかな、、もう一度火をつける。
えっと、たしかここに、、
小物入れからアロマローソクを取りだしお洒落に焚いてみる。
紙を読み返し、質問の答えを自分なりに考える。
ローソクの火は微かな息にも反応し身体をクネらせる、、、
あのあと、、、
「エッッッキシッ!!」
鼻がムズかゆい、、!!
ここは、、?
辺りに太陽の姿はなく、綺麗な満月が上り街を照らし私はなぜか駅のベンチで寝ていた、、。
放浪者か、、!!
人はマチマチで、奴らはさりげなく私をチラ見し過ぎ去る、、野良猫らしき猫は立ち止まりこちらをみている。
よしよし、、猫をてまねくが「ビクッ!!」と跳びはね去っていく、、失礼な奴め。
、、!!家に電話せねば!!
駅の時計は八時をまわっており、余計に緊張感が増すこととなった。
父が受話器をとる、、
「連絡遅れてごめんなさい、、友達とカラオケ行ってたら、、」
話途中だったが「早く帰ってきなさい」と奥から聞こえ、静かに音声は途絶えた、、。
やっぱ怒ってるかな、、、。
ここであることに気付く、私は今まで父に叱られたことがない、、。
何か嬉しく思う。
帰りの電車は空いており昼間とはうって変わった静けさだ、シートに腰をかけた私は今日一日の出来事をリピートしてみた。
、、、そうだ、私は名も知らない彼の部屋で寝てしまい、、んで、駅?
寝てる間にそこまで運んでくれたのか?
律儀なのか冷たいのか、、。
まー良いか、また訪ねてみよ。
残りの時間は父への言い訳を考えていた、、。
家へ戻ると、案の定父に初めてこっぴどく叱られ。何度も頭を下げる、、。
最後に「エミにも気が合う友達が出来てよかった、、」
呟き、父は声を詰まらせながら寝室へ入っていった、、
やはり父は優しい、、いつでも私を優先して考えていてくれる。
嬉しい気持のまま私も自分の部屋へ戻り今に至る、、
「エッッッキシッ!!」
勢いでローソクは消え部屋は闇へとかわる、、
風邪ひいたかな、、もう一度火をつける。
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