あともう少し…
今日もまた同じ時間、同じ場所。
変わらないのは僕と君との距離。はじめて君を見たのは入学式だったのに。
声をかけられないまま、もう半年。いつも見送るだけの電車の中で、僕はいつも考えていた。
○○男みたいなきっかけないかな?なんて。
ひとつ目の駅がすぎ、二つ目…三つ目
また今日もゴールが近付いてる。
あともう少し、次の駅で君が居なくなる。
時間にして五分と少し。僕はいつも考える。「いつも同じ時間に乗ってるね」「同じ学校なんだけど知ってた?」「良かったら一緒に…」
言葉に出来ない言葉が頭の中で、会話して気付けばいつも【タイムオーバー】
自分の駅を降りての帰り道。今日もまた一人で反省会。
「あと三分時間あったら」
「人多かったし」
「ナンパみたいな出会いは」
「明日は大丈夫」
… … … …
結局は勇気の無い俺のせい。
明日が明日になってまた明日になって…
見てるだけで幸せだから。なんて綺麗な言葉並べても、見てるしか出来ない臆病者で傷つくのが怖い俺。
あとちょっと…ほんの少しだけ進む勇気が欲しかった。
そんな毎日が過ぎその日も変わらない一日のはずだった。
あいつが現われるまでは。
いつもどおりの帰りの電車。いつもどうりに彼女を遠目で見ていると…
「…ん?」
気付くと女子高生が微笑みながら俺を見ていた。
「誰だろ?あの制服しらないし」
記憶の隅にも無い…もしかして、俺に片想いとか!
の訳ないし、俺じゃなくて隣の奴見てるとか。
誰も座ってない。
もしかして…彼女をずっと見てる事に気付いて、笑ってるとか?
頭の中はグチャグチャ!なんなんだぁ。とか考える内に彼女の駅に。
「また…言えなかった」
窓越しに見送る情けない俺。彼女の後姿にさよならして…
「あれ?窓に誰かの影が。制服?」
振り向くとさっきの女子高生が立っていた。
大きいそうな目を細くし、満面の笑みで僕を見てる
なんか怖いぞ。誰?
変わらないのは僕と君との距離。はじめて君を見たのは入学式だったのに。
声をかけられないまま、もう半年。いつも見送るだけの電車の中で、僕はいつも考えていた。
○○男みたいなきっかけないかな?なんて。
ひとつ目の駅がすぎ、二つ目…三つ目
また今日もゴールが近付いてる。
あともう少し、次の駅で君が居なくなる。
時間にして五分と少し。僕はいつも考える。「いつも同じ時間に乗ってるね」「同じ学校なんだけど知ってた?」「良かったら一緒に…」
言葉に出来ない言葉が頭の中で、会話して気付けばいつも【タイムオーバー】
自分の駅を降りての帰り道。今日もまた一人で反省会。
「あと三分時間あったら」
「人多かったし」
「ナンパみたいな出会いは」
「明日は大丈夫」
… … … …
結局は勇気の無い俺のせい。
明日が明日になってまた明日になって…
見てるだけで幸せだから。なんて綺麗な言葉並べても、見てるしか出来ない臆病者で傷つくのが怖い俺。
あとちょっと…ほんの少しだけ進む勇気が欲しかった。
そんな毎日が過ぎその日も変わらない一日のはずだった。
あいつが現われるまでは。
いつもどおりの帰りの電車。いつもどうりに彼女を遠目で見ていると…
「…ん?」
気付くと女子高生が微笑みながら俺を見ていた。
「誰だろ?あの制服しらないし」
記憶の隅にも無い…もしかして、俺に片想いとか!
の訳ないし、俺じゃなくて隣の奴見てるとか。
誰も座ってない。
もしかして…彼女をずっと見てる事に気付いて、笑ってるとか?
頭の中はグチャグチャ!なんなんだぁ。とか考える内に彼女の駅に。
「また…言えなかった」
窓越しに見送る情けない俺。彼女の後姿にさよならして…
「あれ?窓に誰かの影が。制服?」
振り向くとさっきの女子高生が立っていた。
大きいそうな目を細くし、満面の笑みで僕を見てる
なんか怖いぞ。誰?
感想
- 6797: つづき気になります! [2011-01-16]
- 6818: 言葉が軽快で読みやすい。次回待ってまぁす? [2011-01-16]
- 6825: なんかワクワクしながら 次回作待ってます? [2011-01-16]