携帯小説!(PC版)

[873]  viola  2007-04-13投稿
朝、目が覚めると目覚まし時計の音が鳴り響いていた。

ただそれだけ…

重たい身体を起こして 僕は部屋を出た。

いつも僕が起きる時間、
慌ただしく出ていく父。

朝食の準備、片付けをする母。

部活に遅れまいと跳び起きてくる姉。

(今日はいつもより早く家を出たのか)

しかし何かがおかしい…

何故かどぉしようもない孤独感が押し寄せてくる。

この家には僕しかいない。

父と姉はともかく、母がいないのはめったにない。

呆然と考えているうちに時間は過ぎていく…

僕はとりあえず学校に向かった。

今日は天気がいい。
昨日は酷い雨だったのに…


(きっと家に帰る頃には母が帰ってきてるだろ…)

そぉ思い、いつもと変わらない時間を過ごし 僕は帰宅した。


家の中はやけに静かだった……


(母は夕食の材料を買いに行っているのかな。)

僕は不安になりながらも深く考えるのを拒否していたみたいだった。


そして僕はいつの間にか自分の部屋で眠っていた…

(今 何時だろ?)

目を覚ました僕が時計を見ると夜の9時だった。


突然、扉の開く音がして 人の気配を感じた。

(やっと帰ってきた!)

僕は跳び起きて声のする方へ向かった。


リビングには父も母も姉もいた。

(えっ?)

何故かみんな泣いている…

一体 何があったんだろぉ…?

僕はみんなのいる所へ近付いていった。


母は何故か僕の写真を抱きしめ泣いている…

父は何故か僕の帽子を握りしめ泣いている…

姉は僕の名前を呼びながら泣いている…

意味が解らない…

父も母も姉も 今僕がここにいる事に気付いていないみたいだ…。


突然、頭の中に一部の記憶が遮った…


雨が激しく降っている。

僕は傘をさしながら帰宅している途中。

次の瞬間、目の前が真っ白になった……

(あれ?)

それは昨日の僕の出来事だ。

(…僕はどぉなった?)

確か黒い車が近付いてきて…
(僕は事故に遇ったのか…)

きっと父と母と姉は僕の運ばれた病院に行っていたんだろぉ。

(でも…)


僕は今日ここにいたのに…

感想

  • 6831: 投稿者本人です↓もっとぃぃ小説を書けるょぉに頑張りますッ! [2011-01-16]
  • 6857: 頑張れ(^O^)by森田 [2011-01-16]
  • 6864: 森田さんぁりがとぉござぃますッ★ [2011-01-16]

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