月の沈まない夜を・・・序章後編
「瑠瓦、少しはナンパ
を控えたらどうだ。」
瑠瓦は美人を見ると
歯止めが効かない。
例え、制服でもナンパ
するほどだ。
「蓮こそ、俺様を見習い
少しくらいはナンパ
したらどうだ。」
僕はあきれた口調で
言った。
「そんな事に時間を
割くほど、
暇じゃない。」
瑠瓦が軍師のような
笑みを浮かべる。
「蓮と俺様が手を組めば
落とせない女は
いないだろうにな。
実に残念だ。」
僕はそのまま、
瑠瓦を無視して
学校に向かった。
教室に女子以外が
いない。つまり、
皆が転校生を見に
行ってると言う事だ。
「気にならないの?」
後ろを向くと、そこには
活発そうな女子がいる。
彼女の名は
瀬中 麻由
[せなか まゆ]
僕と瑠瓦の幼なじみだ。
瑠瓦によると、
90以上の点数を瑠瓦は
つけられる
と言っている。
胸のサイズ
以外らしいが・・・。
チャイムが鳴り響く。
「えーと、今日から
転校生が来る、
入ってきなさい。」
すると、教室の扉が
開く。クラッカーの
音が次々と鳴り響く。
僕を除く男子全員が
大きな歓声をあげる。
入ってきたのは
腰くらいに伸びた綺麗な
髪、美しく長い足、
整った小顔、
透き通るような肌、
これだけでも
十分なのに、
ボディーバランスを
調整したかのような
スリーサイズ、
まさに、奇跡的としか
言いようがない。
隣で瑠瓦が
「俺様が見た中で
ベスト3に入る美女だ。
ああ〜プール開きが
楽しみだ。」
とまるで救われたような
声を出す。
そして、お決まりの
自己紹介が始まる?
転校生がこっちに
向かってトテトテと
走ってくる。
「蓮君!」
と言って抱き着いて
来る。あまりに唐突な
出来事に放心状態に
なった。気付いたが
顔に柔らかい何かが・・・
間違いない、これは。
「蓮、感想はどうだい。」殺意に満ちた目線が
大量に感じる。
理由は一つ、
僕の顔が転校生の
胸にうずくめられてる
からだ。転校生は
そんな事に気付かず、
顔を頭に擦りつけてる。
先生が注意して、
自己紹介に戻る。
「私は
榊原 澪
[さかかばら みお]
です。よろしく
お願いします。」
お決まりの質問の時間が
恐怖へと変わる。
「蓮とは
どんな関係で。」
聞くのが怖い、
男子の質問。
「わ、私の全てを
捧げると
決めた人です。」
誰だか記憶にない人に
言われたNGワード。
明日、朝日が拝める
だろうか。
を控えたらどうだ。」
瑠瓦は美人を見ると
歯止めが効かない。
例え、制服でもナンパ
するほどだ。
「蓮こそ、俺様を見習い
少しくらいはナンパ
したらどうだ。」
僕はあきれた口調で
言った。
「そんな事に時間を
割くほど、
暇じゃない。」
瑠瓦が軍師のような
笑みを浮かべる。
「蓮と俺様が手を組めば
落とせない女は
いないだろうにな。
実に残念だ。」
僕はそのまま、
瑠瓦を無視して
学校に向かった。
教室に女子以外が
いない。つまり、
皆が転校生を見に
行ってると言う事だ。
「気にならないの?」
後ろを向くと、そこには
活発そうな女子がいる。
彼女の名は
瀬中 麻由
[せなか まゆ]
僕と瑠瓦の幼なじみだ。
瑠瓦によると、
90以上の点数を瑠瓦は
つけられる
と言っている。
胸のサイズ
以外らしいが・・・。
チャイムが鳴り響く。
「えーと、今日から
転校生が来る、
入ってきなさい。」
すると、教室の扉が
開く。クラッカーの
音が次々と鳴り響く。
僕を除く男子全員が
大きな歓声をあげる。
入ってきたのは
腰くらいに伸びた綺麗な
髪、美しく長い足、
整った小顔、
透き通るような肌、
これだけでも
十分なのに、
ボディーバランスを
調整したかのような
スリーサイズ、
まさに、奇跡的としか
言いようがない。
隣で瑠瓦が
「俺様が見た中で
ベスト3に入る美女だ。
ああ〜プール開きが
楽しみだ。」
とまるで救われたような
声を出す。
そして、お決まりの
自己紹介が始まる?
転校生がこっちに
向かってトテトテと
走ってくる。
「蓮君!」
と言って抱き着いて
来る。あまりに唐突な
出来事に放心状態に
なった。気付いたが
顔に柔らかい何かが・・・
間違いない、これは。
「蓮、感想はどうだい。」殺意に満ちた目線が
大量に感じる。
理由は一つ、
僕の顔が転校生の
胸にうずくめられてる
からだ。転校生は
そんな事に気付かず、
顔を頭に擦りつけてる。
先生が注意して、
自己紹介に戻る。
「私は
榊原 澪
[さかかばら みお]
です。よろしく
お願いします。」
お決まりの質問の時間が
恐怖へと変わる。
「蓮とは
どんな関係で。」
聞くのが怖い、
男子の質問。
「わ、私の全てを
捧げると
決めた人です。」
誰だか記憶にない人に
言われたNGワード。
明日、朝日が拝める
だろうか。
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